小林アイロンの修理依頼が丁寧なお手紙を添えて
送られてきました。
１９９７年製 小林アイロンです。
コードの傷みが限界なので交換の為 分解開始
２０年以上使用したのに内部がとても綺麗です。
確実な作業のためにここまで分解しました。
交換コードは、折り曲げに強いタイプの耐熱ゴムコード
を使用します。
コードの心線に力が掛からないようにタコ糸で
補強して取り付けます。
サーモスタットのつまみが一部欠けています。
タコ糸と接着剤で補強しました。
ハンドルを固定するナットが欠落しています。
５mmの袋ナットでハンドルを確実に固定しました。
後は動作温度確認です。
ダイヤル目盛１５０で、温度は１４０℃上下１０℃
目盛より ちょっと低めでしたが安定していました。
これで完了です。
修理の結果、全体の状態が良くなったので
当分使い続けられるでしょう。
祖母から譲り受けた大切なアイロンで、昨日まで使っていたのですが、今日、パタリと電気がつかなく(温かくならない)なってしまいました。直るならば、まだまだ大切に使っていきたいです。お願いできますでしょうか＊*
NI-66SF 81-1933 松下電器産業株式会社
金子様
ヒーターやサーモスタットは入手出来ませんが、
それ以外の故障なら修理出来ますので、送って下さい。
故障の内容に拠りますが、５０００～１００００円
位の修理代がほとんどです。
ヒーター断線はすぐに分かりますので、着払いで
お返しします。
ありがとうございます
丁寧なご回答でした
また検討してご連絡させて頂きます
初めまして愛知県の三浦希代子と申します
小林アイロン検索していてたどりつきました
実は古い小林アイロンを譲り受けました
使ってみたのですが 温度の調節ネジが
うごきません
そして全体に錆びついています
しかし力が強くて使い良いです
できましたら使い続けたいと思います
修理できますでしょうか？
お返事頂けると助かります
よろしくお願いいたします
三浦希代子様
自動の小林アイロンは数が少なく貴重ですが、
サーモスタットのシャフトの膠着がいつ頃からなのか
使用していて途中からなったのか、落としたりして
シャフトが歪んだのか、などなどいろいろな故障の原因が
考えられますが、いずれにしても分解して見ないと分かりません。
修理代はは1万円前後の場合が多いですが、分解原因調査後に
修理不能と判断した場合は、点検料として3000円位の請求になります。
送料を含めて、結構費用が掛かりますので、業務用としての
必要性が無ければ、修理しない選択肢もありかと思います。
もし、ご用命いただければ、もちろん最大の努力はさせて頂きます。