電熱線を圧着端子に直結してはいけません

タキイ7型自動アイロン修理での発見です。
落下してサーモスタットのケースが破損
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ヒーターとパイロットの配線を直接
ファストン端子にまとめて外側からも
補強しながら圧着して有りましたが
ヒーターの熱による酸化と接触抵抗の
発熱で圧着がゆるみ、さらに発熱して
相手の端子との接触抵抗も増大して
発熱の連鎖となり、断線していました。
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ファストン端子の圧着部分は短いので
リングで補強してもこの様に発熱酸化
してボロボロになります。
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ヒーターと耐熱電線を充分重ねて長めの
スリーブで複数個所圧着して接続します。
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耐熱電線の先端にファストン端子を圧着
これで接触抵抗の熱を分散させて連鎖を
防止できます。
IMG_7006

それぞれの配線を接続してケースに収納
ケースの内部に余裕が無いのでいつも
苦労します。
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火傷防止の部品が取れていたので
木片を接着しました。
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クロムメッキを見るとつい磨きたくなる
悪い癖で、ピカピカにしてしまったので
アイロンが嬉しそうです。

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