玉手箱。

 先日の昼下がり。
事務所にて「腹筋」のトレーニング。
トド出現か!?と、大爆笑につつまれた、かねこです。
今に見てろよ~(笑)。
 さて、ワイン。
やはり「友」との語らいは、大切。
そんなときには、たまには禁断の扉を開けてみよう!
と、自宅ワインセラーより1本のワインを引き抜きました。
はるか眠りから覚めたワイン、それがこちらです↓↓↓

~~ドメーヌ・リショー テレ・エーグ2002~~
 いやぁ、ついに玉手箱をあけてしまった、そんな感じ。
いつか飲むんだろう・・・、と思いながらも時が経過した、
2002年のワインになります。
蔵元は、もう説明の必要は無いでしょう。
かねこの敬愛してやまない、ローヌ地方の自然派の巨匠。
 酔いつぶれる前に、早めに抜栓。
ちとマニアックな話になりますが・・・、
最近でこそもてはやされている、自然派ワイン。
でも10年前は、少し様相が違っていました。
安定しない味、香り。
まるでギャンブル。
どの時点でおいしさが出てくるのか、飲む方も
試行錯誤でした。
 
 このワインをあけた瞬間、その思い出が一気に
よみがえりました。
あの頃の不思議な香り、そしてピリピリする味わい。
それが時間とともに、どんどん変化をしていきます。
1時間後には、まるで別のワインへと変化をしていきました。
恐ろしいほどにあふれてくる柔らかい香りと、
チャーミングな味わい。
角は取れ、丸みを帯びたその味わいには
一同うっとりとなりました。
 なかなか貴重な体験をした、夜。
たまには古いワインも、良いですね。
時計の針を少し戻してくれる、そんな気がしました。

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