合同礼拝~よきサマリヤ人~ (3.4.5歳児 幼児組)
平成30年8月15日(水)
毎週水曜日は合同礼拝の日です。きょうはお休みのお友だちが多い一日でしたが、元気一杯の子どもたち。お礼拝の前に、元気な歌声で「ひまわり」を歌ってくれました。年少組のお友だちもみんなの前で歌う事が出来て、みんなから大きな拍手をもらい、笑顔いっぱいのお友だちでした。
今日のお聖話は園長先生から「よきサマリヤ人」でした。サマリヤ人は、ユダヤ人から下に見られて、両者は反目し合っている関係でした。あるユダヤ人の商人が、エルサレムから東へ27キロ先のエリコの町まで出かけることになりました。
途中サマリヤ人の果物屋が果物をすすめてきましたが、「サマリヤ人からは何も買わないことにしているんだ」と断るほどサマリヤ人とユダヤ人は仲が悪かったのでした。商人が旅の途中で強盗に遭い、お金も着物もはぎとられ、ひどいケガをさせられて倒れてしまいました。
そこに通りかかり立ちどまったのは、立派な服を着たユダヤ人の祭司でしたが、その祭司はそのまま行ってしまいました。その後から他の人が来ましたが、困っている商人をチラッとみて行ってしまいました。その人もユダヤ人で祭司の仕事を手伝っている人でした。
誰にも助けられないまま、当たりは薄暗くなり夜になりました。商人が神さまに祈りながらも気を失いかけていると…ロバに乗った人が商人をそっと抱きおこし、傷の手当てをしてくれ、ロバに乗せて町まで運び宿屋に泊めてくれたのでした。
「ありがとう。おかげさまで…」と言いながら商人は助けてくれた人の顔を見ると…なんといつも悪く思っていたサマリヤ人だったのでした。翌朝、サマリヤ人は宿屋の主人に、自分のお金を渡し、商人をもう2.3日休ませてあげて下さいと話をしていました。
それを聞いたユダヤ人の商人は、今まで自分がサマリヤ人に対してとても悪かったと反省をしました。そしてこれからは人を嫌ったり、憎んだりしないで、あのサマリヤ人のように親切な事をしようと心に決めたのでした。
きょうのこのお聖話を聞いた子どもたちも…
①誰とでも仲良くしましょう
②困った時には助け合いましょう
この二つの約束をして、お礼拝を終えました。