子育て講話『お母さんが守る子どもの歯』(こそだてルーム)
2019年12月17日(火)
今日は、冷たい雨が降る中、二組の親子が講話を聴きに来てくださいました。
酒々井町の歯科衛生士さんにお話を伺いました。虫歯は周りからもやって来るそうです。基本は家族で予防です。お子様の歯は保護者の方が仕上げ磨きを行いましょう。保育をするご両親のお口の中も大切です!両親に虫歯があるとコミュニケーションをとっているうちにうつる可能性があります。
仕上げ磨きのポイント!
1.寝かせた姿勢で磨きましょう。
2.唇の小帯や頬を指でガードしましょう。
3.歯ブラシはえんぴつ持ちで、細かく軽い力で磨きましょう。
4.仕上げ磨きはお子さんが10~12歳頃になるまで、最低1日1回は続けましょう。
甘い飲み物や食べ物をちょこちょこ食べさせないようにしましょう。お食事やおやつの時間・回数を決めて下さい。食事やおやつの度に口の中は酸性になり、虫歯のリスクが高くなります。また、お子さんのおやつには体の成長を助ける食べ物を選ぶようにしましょう。
お子様の歯磨き粉の選び方ですがその子が気に入っている味を選んであげて下さい。フッ素が入っているものを選んで下さい。小さいお子様で大人用を使っている場合は、大人用と子供用とではフッ素の量が違いますのでお子様の成長にあった歯磨き粉を用意してあげて下さい。
最後に、成長を妨げる癖を失くしましょう。
1.指しゃぶり・おしゃぶりをしている。
2.舌を突き出す癖がある。
3.口で呼吸をしている。
4.タオル等をよくかんでいる。
5.2歳過ぎても母乳を飲んでいる。
3歳を過ぎてもこのような癖があると歯・顎・舌の成長を妨げる可能性があります。最近は、お口の筋力が弱いお子さんが増えているそうで、このような癖があったら徐々にやめさせるようにしましょう。
来月の講話は、1月22日(水)10時10分~酒々井町の保健師さんで「冬の感染症について」です。これから、ますます寒さが増してきますので、暖かい格好でお越し下さい。小さなお子様がいる方でもご参加いただけますので、皆様のご参加お待ちしております。
今年も一年間有難うございました。また、来年も宜しくお願い致します。