子育て講話「夏に気をつけたい病気となんでも相談会」
2019年7月15日(水)
今日の子育て講話は、「夏に気をつけたい病気となんでも相談会」がテーマです。
酒々井町保健センターの保健師さんにお話をしていただきました。
はじめに夏に気を付けたい病気です。
手足口病…38~39℃の発熱がでて・手のひら・足・口腔内などに5~7mmの小さな水疱ができます。
ヘルパンギーナ…発熱・口腔内の水疱・喉の痛み・食欲低下などです。
手足口病とヘルパンギーナは症状が似ています。
咽頭結膜熱…発熱・喉の痛み・扁桃腺の腫れ・目ヤニがでるのが特徴です。
流行性角結膜炎…結膜の浮腫・充血・涙・まぶたの浮腫・目ヤニがでます。感染力が強いので、同じタオルを使ったりするのはやめましょう。眼下を受診しましょう。
とびひ…水疱が主な症状です。水疱の部分を覆って感染を防ぎましょう。症状がでたら早めに皮膚科を受診しましょう。
手足口病・ヘルパンギーナ・咽頭結膜炎は小児科を受診しましょう。
病気から体を守るには!!
①手洗い・うがい・マスク着用が感染症予防の基本です。
②好き嫌いなく、しっかり食べよう
③早起き・早寝で生活リズムを整えよう。
④体を動かして元気に遊ぼう。
⑤こまめに水分補給をしよう。
⑥お肌のケアも大切に。
次に熱中症です。
こどもは体温調節機能が十分に発達していないため、大人よりなりやすくなります。
また、背が低く、ベビーカーの利用などで大人よりも地面に近い環境で過ごす事が多いため地表からの熱を受けやすくなります。
熱中症の主な症状です。
顔がほてっている・体が熱い・吐いている・ぐったりしている・おしっこの量が少ない(体の中の水分が少なくなっている状態です)
「対処方法」
・涼しいところに移動して衣服をゆるめて風通しをよくして体を冷やしてあげましょう。
・水分や塩分を与える。
・症状が回復しない場合は病院を受診。
・ふらふらしたり、ぼーっとしたりしている場合はすぐに病院を受診しましょう。
・意識がなかったり、けいれんを起こした場合は救急車を呼びましょう。
お子さんの様子を見ていてあげて様子がおかしいと思ったら、すぐに受診しましょう。
次回の子育て講話は、9月29日(火曜日)11時からです。
「こども園の給食紹介」を、こども園の栄養士さんよりお話をしていただきます。
ご参加される方は、子育てルームまで予約をお願いいたします。℡090-3905-7451