千葉ジェッツ
アシスタントコーチ/通訳 勝久ジェフリーさん
千葉のプロバスケットボールチーム “千葉ジェッツ” の選手の皆さんに引き続き、その選手を支えるスタッフの皆さんにインタビューをさせて頂きました。チームを支えるスタッフの皆さんの熱い思いやチームを作ったエピソード、普段どんなお仕事をされているのか、などをご紹介いたします。
今回は千葉ジェッツのアシスタントコーチ兼外国籍選手の通訳を担当している、勝久ジェフリーさんにお話を伺いました。
千葉ジェッツは、常にチャレンジし続けているところが魅力
───普段はどのようなお仕事をされているのか教えて下さい。
ジェフリーさん シーズン前は、外国籍選手が出演するイベントでの通訳をしています。シーズン中は主にスカウティングですね。次に対戦するチームの分析をして、どういうふうにすれば勝てるのかを考えています。練習の時は、ヘッドコーチと一緒にドリルをしたりと選手のスキルアップを目指しています。
───通訳をするうえで気を付ける点はどういう点ですか。
ジェフリーさん ヘッドコーチも外国の方なので、ヘッドコーチの伝えたい事をなるべく100％の形で理解して選手に伝えることですね。英語を日本語に変えて話すので、ヘッドコーチもきちんと伝わるか気を付けて話しています。
───ジェフリーさんご自身は、バスケットの経験はありますか？
ジェフリーさん 高校までバスケットをしていました。アメリカでプレイしていた経験もあるのですが、日本とアメリカではスタイルが違います。アメリカは主にドリブルでゲームをするのですが、日本はディフェンスが中心ですね。あとはよく走ります。千葉ジェッツでもディフェンスがチームの主体となっています。
───仕事面で大変な事はどういう点ですか？
ジェフリーさん ないですね。・・・あえていうなら、睡眠時間が足りない点です。シーズンが始まると、試合の準備や反省で忙しいので、コーチング業は時間が必要です。シーズンオフの時は、奥さんとお話しをしながら散歩してストレス発散しています。
───ジェフリーさんから見た千葉ジェッツの魅力とは？
ジェフリーさん 毎年チャレンジするところです。ｂｊリーグからNBLへの参戦だったり、チーム自体が新しい試みを常にしています。いつでも挑戦の気持ちで、現状に満足せずに上を目指すことが千葉ジェッツの魅力だと思います。
日本のバスケット界を盛り上げたい
───仕事のやりがいはどんなところですか？
ジェフリーさん 自分自身がバスケットが大好きで、チームワークが大好きなんです。バスケットは5人がコートで試合をしますが、１＋１＋１＋１＋１＝５ではなく、５以上になります。全員がお互いを意識しながらプレーした時に何かが生まれる。バスケットはそんな素晴らしいスポーツであるし、そこに携われる事にやりがいを感じます。
───地域の皆さん・ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
ジェフリーさん いつも千葉ジェッツを応援してくれてありがとうございます。チーム誕生から支えて下さっているファンから、新しくファンになってくれたみなさんに会場で会えるのがいつも楽しみです。チームとしてもいいゲームを魅せたいと思っていますし、 日本のバスケットをメジャーにしていきたいと思っています。バスケット界全体を盛り上げたいと思っているので、千葉ジェッツをはじめ千葉ジェッツ以外の他のチームにもぜひ注目してください。
アシスタントコーチとして、通訳として千葉ジェッツを支えているジェフリーさん。バスケット界をもっともっと盛り上げていきたいと話すジェフリーさんからバスケット愛がヒシヒシと伝わってきました。