by 内村 政光
アイディアを出すための会議1
アイディアを出すための方法としてブレーンストーミング(略してブレスト)が
有名ですが、ブレストとは、ブレーンストーミングを省略した言葉です。
いきなり余談ですが、筆者が以前勤めていた際に、
「じゃあ皆でブレストしよう」と言った際に、
神明女子社員「えっ? ブレスト? いやらしい、おっぱいしようって
どういう意味?」
筆者 「違う、違う、ブレストとはブレーンストーミングのことだよ
みんなで思っているアイディアを出し合うということ」
と慌てて説明し、それ以降略語を使う際には、気をつけることとしました。
(現在巷では、KSKとか流れていますが、いかようにも考えられるので
要注意です)
さて本題へ進みましょう。
ポイントは雰囲気
ブレーンストーミングは、1941年米国ニューヨーク州の広告代理店の幹部
アレックス・オズボーンが、皆で考える方が、ひとりで考えるより、よい考えが
生まれることに気づき、その方法を編み出しました。
ブレーンストーミングの問題は、
どうやったらグループ全体がオープンで建設的な雰囲気で意見を言い合えるかです。
オズボーンが考えた方法は、創造的なアイディアや考えを促すように、
遠慮のない雰囲気を作ることでした。
よく知られている方法は、
小(5~6人)のグループである課題について話し合います。
参加メンバーが一度に一つずつアイディアを出し合います。
グループの一人はアイディアや提案をホワイトボードなどに記録します。
判断はあとで行います。
なぜか
アイディアが出た際に、判断したり評価したりすると、そこで終わってしまいます。
また、参加メンバーの個性の違いによってもブレーンストーミング会議はうまくいかない
こともあります。
というのは、
発言したい人ばかりいるわけではなく、黙っていたいという人もいるからです。
ここまでブレーンストーミングのあらましについてお伝えしてきました。
次回は、予想外のアイディアや考えを生み出す条件についてお伝えします。
お楽しみに。