by 内村 政光
3連休をしっかりと取らせていただいた内村です。
そこで、今回は来月からスタートする
千葉市ひとづくりの「ファシリテーション講座」の一部を
覗いてみます。
会議については、以前①報告会議、②情報共有会議のテーマで
お伝えしましたが、今回はいよいよ本番、つまり、
会議の中の会議(と言ってはオーバーですが)について
お伝えします。
結論が出ない
中西「今日の会議も結論が出なかったな」
井上「リーダーが優柔不断だからね。
このままだといくらやっても時間の無駄だよ」
中西「まったくそうだよな。 だれでもいいから早く
決めて欲しいね」
井上「その通りだよ」
この中西氏と井上氏の会話は会社内でよく耳にするものです。
しかし彼らが言っていることは本当にそれで本質をついているのでしょうか?
例えば、会議を切り上げるために、リーダー(ファシリテーター)が
「それでは、このあたりで結論を出しましょう」といったとします。
しかし、無理やり結論を出しても意味はないこともあります。
なぜならば、営業、企画担当、設計、経理など、さまざまな立場の
メンバーが集まっている場合は、対応の仕方が異なる。
つまり、メンバーの数だけ考えている結論が違うからです。
それよりも大事なのは、会議の中でどのような情報が
飛び交ったのか、参加メンバーはなぜそのような発言をしたのか、
を“ふりかえり”で明らかにしていくべきなのです。
その“ふりかえり”のやり方は、
こちらで身につけられます。