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一年で一番長い日。本日『夏至』

Posted on Posted in 1雫: 429店長の日常, 4雫-4:  ノアソビジマン

6月21日の本日は二十四節気で言うところの『夏至』です。

いわゆる『1年で最も昼間の長い日』と言う意味に当たるわけですが、何故かそんな気にならないのはどうしてか。。。

気持ち的には夏休みの時期が最も長く”遊べた”季節なわけで、正直6月後半に”日が長い”なんて感じたことはあまりない。

事実、本日の東京近郊では【日の出:4時25分】【日の入:19時0分】なので14時間35分も日が出てることになっているのだが。。。梅雨のど真ん中のこの時期は太陽すら見えないことが多いからそんな実感がないのかもしれません。残念ながら。。。

それでは何故そんなコトが生じるのか?
これは中学校の3年生で習うコト。少しだけお話しします

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先ずは地球を全体としてみるコトができる『地球儀』
アレ、どの地球儀も全て傾いているのは何故か?昔、不思議でならなかった記憶がある。デザイン??

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実は地球の南北を貫く地軸と太陽とは少し傾きながら(23.4度)自転&公転を繰り返しています。
そのため、太陽からの陽の当たり方が時期によって大きく変わってくるのです

夏至冬至

この見方なら、向かって左の時期は地軸を中心に1日1周回転する地球の昼夜を北半球において点線で記すと

白い点線:昼間

黒い点線:夜間

となるので圧倒的に”白い点線”が長くなり、その逆が右の時期であるコトがわかります。

フィンランドなどの北欧ではこの時期、日が沈まないもしくは薄明るい『白夜』になるのですが、逆シーズンではほとんど陽の登らない時期もあるので北の国では太陽を祝う『白夜祭』が各地で開催されているようです。

ちなみに北に行けば行くほど日照時間の長くなるわけなので、北海道と沖縄で調べてみると

北海道(札幌):日の出 3時55分 〜 日の入 19時18分 日照時間 15時間23分

沖縄(那覇): 日の出 5時38分 〜 日の入 19時25分 日照時間 13時間47分

と日本国内でも1時間46分もの違いがあるようです。

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年間で観察するとこんな感じになります。

秋分春分冬至夏至

夏至の日からちょうど半年後あたりに最も日照時間の短い冬至が訪れます。
そしてその間に春分と秋分が位置するのですが、この春分秋分は『昼間と夜間の時間が同じ』日を示すことになります。
さて、こんな理由で決まる夏至の日付なので『だいたい6月21日』と記されているのは少しずれるかも。。。ってこと。来年は6月22日になるようです♪
次の夏至には最長昼間を祝って何かやりましょうかね〜

その前に最長夜長か(笑)呑むだけだな。

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『イルカの住む島で天体観測』

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詳しくはコチラ

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