初恋の人からの手紙

60歳のラブレター
昨日の続き
chuta47、ひさしぶり。
今でもデートのたびに水筒を持っていますか？当時、おばちゃんみたいだったchuta47をなつかしく思います。
少し上からものを言うchuta47が「スタイルだけは一流だな」などと失言してお別れすることになったあの日から、もう４０年近く経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。
あ、そうそう、お手紙を書いたのには特に理由はないんです。ただ部屋の掃除をしていたらchuta47からの昔の手紙が出てきたから、なつかしくなって。びっくりさせてごめんなさい。
思い返してみると、あのころはchuta47はとても優しくて、大人びていたなぁと思います。私は素直になれなかったから、平気で「chuta47はどうせ胸さえ大きければいいんだよね！」なんて責めるようなことを言ったけど、chuta47は「そんなことはないよ。カラダ全体が大事だよ」って優しく諭してくれたのを覚えています。少しヒドイと思ったけれど今でも心に響いています。
私にとっては8人目の彼氏でしたが、そういえばchuta47にとっては初恋の相手が私でしたよね。最初のころのchuta47はキスすら歯に当てる下手さでがっかりしたものですが、最終的には妙に自信をつけていましたね。勘違いとは恐ろしいものです。
まだ付き合いはじめでラブラブだったころ、chuta47は「おれは10人ぐらいと付き合った後に、おまえと結婚してやってもいいよ」と言ってくれましたね。人間性もどうかと思いますし、あのころは「chuta47が10人と付き合えるのっていつだろうか」と不安になりましたが、その後どうですか？
私はchuta47と付き合えたことが、本当に自分のためになったと実感しています。特に「男の優しさに期待してはいけない」ということを学ぶことができたし、強く一人で生きる術を教えてもらえたと思います。どうもありがとう。
いろいろ書きましたが、私はchuta47が大好きでした。これからもchuta47らしさを失わず、あと臭いジーパンは洗うようにして（笑）、ずっと、ずっと、いつまでも幸せになってください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. よく「おれは爪の白い部分が広い！」って見せ付けてきましたよね。どうでもいいけど…。
？？？？？？？？？？？？
「さて、さて・・・おやすみなさい」