剣の道

「無心」
宮本武蔵が、剣の道に入ろうとするときに、人に心構えを説いたものを紹介します。
1.邪心は持たぬこと
2.道は観念でなく実践により鍛えること
3.一芸でなく、広く多芸によって鍛えること
4.おのれの職能だけでなく、広く多くの職能の道を知ること
5.合理的に物事の利害と損得を知ること
6.あらゆる事について直感的判断を養うこと
7.目に見えぬものを悟って注意を怠らぬこと
8.わずかな現象にも注意を怠らぬこと
9.役に立たない無駄なことはしないこと
極めて厳しい自己追求の道しるべである
「天に日月あり」
太陽もあれば月もある。
昼があれば夜もある。
天地陰陽を解するところに自然体がある。
それを見極めろと、武蔵は言っているのかな?
なかなか実践できないのが人間の性ですかね。