世界遺産 イコモス勧告


鎌倉
残念な
がら、イコモスから
不登録の勧告を受けた
これで、世界遺産の道が断たれたのか?
ちなみに、平泉は「登録延期」から世界遺産になったのに・・・

イコモスとは
イコモスは正式名称を、国際記念物遺跡会議と言う、ユネスコの協力機関で、世界遺産委員会(ユネスコ内の組織)の諮問機関として、世界的に価値の高い遺跡や、歴史的建造物の保存を目的として、1964年結成された機関です。
イコモスの役割としては、各国政府(世界遺産条約締約国)から推薦された遺産に対して、調査に基づいて、専門家の観点から評価を下して世界遺産委員会に報告をすることです。
このイコモスの報告の事を勧告と言います。
イコモスは非政府国際機関ですが、世界建築や考古学遺産などの専門家で構成された組織です。
イコモス勧告
イコモスの勧告には幾つかの種類があり、その種類により世界遺産登録に大きな影響を与えます。
イコモスの勧告は登録情報照会登録延期不登録の4段階に分かれています。
登録
イコモスの登録勧告は事実上の世界遺産登録です。
イコモスの登録勧告が出された後のユネスコの世界遺産委員会で
登録が拒否されなかったことは今迄ありません。
情報照会
情報照会とは、世界遺産としての価値は認めるものの、現状では
登録には不十分であるため、追加情報が必要と判断された状態です。
次回以降の審議を勧めますが、指摘された追加資料が揃っている事が必要です。
登録延期
登録延期は情報照会より更に厳しい状況を示します。
この段階では、推薦遺産に対しての価値や、コンセプトが認められている割合が少ないとされ、
より綿密な調査や、推薦書の本質的な改訂の必要性を指摘されます。
一般的には、登録延期から登録勧告に進むケースは少なく、難しいとされています
不登録
登録に対して完全にNGと判断された状態です。男性その1
次回続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です