わらべうた

わたくし今、わらべうたについて研究しています。
わらべうたは子供たちが遊びながら歌ううた、
遊びの中から自然発生的に生まれてきたもので、唱歌や童謡とは違います。
例えばこういうのです。
「じゃんけんぽいぽい、どっち引くの」
「かーごめ、かーごめー」
「グリングリンパリン」
「ゆびきりげんまん」
「かってうれしい花いちもんめ」
「おんなのなかまにおとこがひとり」
「みっちゃん、みちみち」
どうでしょうか?ご存知でしょうか。
私の個人的なリサーチによると、80代のおじいさんおばあさんも、
今の子供たちも、ほぼ同じようなわらべうたで遊んでいるようです。
中には、おはじきうたや、おてだまうたなど、
遊びの形態が変化して消滅してしまったもの、
また新しいわらべうたもあるようです。
ジュニアコーラスの練習会場であるパークビルは、
昼間は高齢者向けのデイサービスを行っています。
そうした皆さんと、子供たちの交流の場を作っていけたらと思っています。
最後に少し宣伝を。
ただいま、私は以下のコンサートの制作を行っております。
日本各地の民謡、わらべうたばかりを集めたコンサート。ぜひ皆さんご来場ください。
—————
「日本の音素材による合唱」第一回 民謡、わらべうた
5月2日(日) 6:00PM開演 すみだトリフォニーホール大ホール
【監修・構成・司会】寺嶋陸也
多くの人の喉によって伝えられてきた民謡・わらべうた。
日本人の血脈が蕩々と流れているその歌には、多くの人の生きる姿が映し出されています。
その歌の数々をイマジネーションの源としてさまざまな合唱曲を作ってきた作曲家たちとともに、
ここで合唱をする人たちの喉が伝承の環に加わることによって、いま、
民謡とわらべうたに私たちの生きる姿が新に刻印されることでしょう。
http://www.ongakuju.com/t-cantat/index.html
—————

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です