昨日の新聞に「あおげば尊し」に関する記事が出ていて、へーと興味深く読みました。
卒業式の歌としてよく知られたこの曲、
1870年頃に発表された米国の四部合唱曲、
「SONG FOR THE CLOSE OF SCHOOL」(卒業の歌)、
が原曲であったことを一橋大名誉教授桜井雅人さんが研究成果として発表した、
と記事はしています。面白い話だなと思いました。
明治時代、近代教育が始まった頃、欧米の歌に日本語の歌詞を付けたものが、
唱歌の教材として教科書に掲載された例が多くありました。
その後オリジナルの日本語の歌が欲しい、ということで、
多くの唱歌が作られましたが、
その多くは、作詞作曲未詳になっています。
これは国策として作者を伏せて発表した、という歴史的、政治的な理由によっているようです。
この時代の唱歌は、童謡と違い日本語も美しく、
芸術的にも大変格調高いものがたくさんあると思います。
先日の練習で、「冬景色」を歌いました。
さぎりきゆる港江の〜という曲です。
この曲も作詞作曲は未詳となっています。
子供の頃から私はいい曲だなと思っていましたし、改めてやってみても素敵な歌です。
言葉は難しいですが、今詳しい意味は分からなくてもいいと思っています。
こうした唱歌はどんどん教科書から消える流れにあり、
忘れられる運命にあるようです。
でもすばらしい財産であるこれらの歌に触れる機会はなるべく作っていきたい、
そう思っています。
月別: 2011年1月
鏡開き
先日の練習では、保護者の皆さんのご提案により、
ミニお餅パーティーを行いました。
休み時間に、用意して下さったお餅をみんなで食べました。
本当はみんなで餅つき大会をしようと企んだのですが、
今回は手軽にやりましょうということで、
お餅は差し入れて下さいました。
おいしかったです。
子供たちがお餅を食べるのを見てると、若干ヒヤヒヤします。
でも少しずつ小さく切って食べるようにそれぞれ工夫してました。
年末にはクリスマスパーティーもしましたし、最近はイベントづいてます。
こういうことって意外と大人になっても憶えてたりするものかも知れません。
新年ごあいさつ
あけましておめでとうございます。
ジュニアコーラスも初めての新年を元気に迎えることが出来ました。
メンバーも徐々に増え、6日の初練習には見学のみんなも多数参加してくれました。
地域に根ざした歌の輪が少しずつ広がっていることは、とても嬉しいことです。
応援して下さっている皆さんに心から感謝申し上げます。
みんなは、自主性というのでしょうか、
任せておいても自分たちでちゃんとまとまろうとする、
そういう所がすこーしずつ出てきてます。でも大きな変化です。
とっても助かります。
少し先の話ですが、
7月に都内で行うMusic Crossroadというイベントに参加したいと思っています。
「えー、東京進出ー!?」
「なに着るのー!?」
とみんな盛り上がってます。
では、本年も頑張って参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。