ドレミの練習

夏休みになり、皆何となく開放感に満ちたというか、余裕のある顔してます。
服装や髪型なども微妙に普段と違うようです。
梅雨明け何日も経っていないのに日焼けも立派なものです。
いつもウォーミングアップの時に、階名唱の訓練をします。
私がドーレーミーというようなごく短いフレーズを歌って、オウム返しで歌ってもらいます。
そのあとに今度はピアノで弾いて、同じようにドレミで歌い返す、という音感訓練をやります。
割と徹底的にやっています。
子供たちは覚えが早くて感心します。どんどん覚えます。
同時に、今までやったことのない新しいフレーズを出すととたんに黙ってしまいます。
「それ知らないよー」という、きょとんとした顔をしています。
つまり、知らないと出来ないけど、一度覚えたことは忘れない、その吸収の力はスゴいです。
詰め込みという言葉はあまりいい言葉じゃないかもしれないけれど、
実は子供たちは詰め込むことが大の得意技なんじゃないかと思います。

マクハリ

昨日の練習ではマクスタ『地域の素敵なサークル』の取材がありました。
マクスタとは、幕張地区に特化したコミュニティサイトで、
このブログもマクスタのサーバーを借りており、大変お世話になっています。
幕張という地域は私自身在住十数年になりますが、
住民の地域愛の強い土地柄だなあと最近特に感じています。
当ジュニアコーラスも、地域に根ざした存在でありたいと思っています。
さて、最近は皆すっかり独唱に慣れてきました。
やりたいやりたいと、積極的に手が挙がってます。
一人一人の歌を聴くと、驚くほど上達しています。
こちらは音を教えて、言葉を教えて、ということはしますが、
そこから先、例えば歌唱法などを私は何一つ教えてはいないと思います。
彼らは自分たちの歌いたいように歌っています。
自分たちのセンスで、『きれい』と思えるように工夫して歌っているんだと思います。
でもそれが驚くほど変化しているのですglasses

ギター

後輩であり教え子の小関君がギタリストとして遊びにきてくれました。
このコーラスの話をしたら、「楽しそうですね!ぜひ一緒にやらせてください」
と興味を持ってくれたのです。
皆、新しい楽器に興味しんしん。早速、ギター伴奏で歌ってみました。
最初は戸惑ったようです。「なんか聞こえないよー」と騒ぎだしました。icon10
いつもの調子(=どでかい声)で歌っていると、伴奏が聞こえないらしいのです。
そう、いつも使っているエレピよりも、ギターは音量がありません。
そこで彼らの発明は「ギターの音が聞こえる大きさで歌う」ということです。
彼ら最近自分たちの声量に興味を持っています。
「小さく歌うときれい」face06らしいです。
という訳でだんだん慣れて、小関君のギター&私のピアノ&みんなのうた、
でいろいろセッションを楽しみました。icon21
今歌っている唱歌などは、いわゆる合唱用にかっちり編曲された楽譜を使っていません。
ですから、いろいろな楽器を入れたり、ハーモニーを加えたり、
ということが自由です。
その自由度は、注意深く行えば、音楽にたくさんの実りを与えてくれると私は考えております。panda
↓真剣?

ひとりでうたうこと

今日は一人ずつ歌ってみました。
独唱をしてみよう、という時間です。
ハイハイ!と手を挙げて積極的にやりたがる子もいれば、絶対ヤダ!という子もいます。
普段はなかなか一人一人の声を聴く機会はありません。
まず一人の子が歌いました。とてもきれいに声が出て、歌い切りました。
短期間での進歩に、私も驚きました。
みんなで拍手します。パチパチ。
すると、だんだん手が挙がり始めます。icon23
自信ないけど、おそるおそるやってみようかなと。
それは、出来るかなあ・・という、自分自身への好奇心なのだと思います。
子供の頃は、自分の勇気を試す場面がたくさんあったかも知れません。
ほんの小さなこと、木から飛び降りるとか、初めて自転車に乗るとか、
です。
でもそうした一瞬に、子供はきっと自分を見つめているのでしょう。
えいっ、と踏み出す時に小さな変化がきっとある。
本当に素敵な瞬間なのだと思います。

ハーモニー

先日の練習では、初めて2部合唱にチャレンジしました。
そう、これまで斉唱しか歌ったことがなかったんですね。
2声に分かれて合わせてみました。なかなかうまく出来ません。
何度も繰り返しやってみました。だんだん出来るようになってきました。
皆嬉しそうです。
カノン(輪唱)もずっとやっていますが、ハーモニーという理解ではなく、
「なんだか楽しい」という、どうもそんな感覚のようです。
ここで覚えたのを学校で友達とずっと歌っていると言っていました。
教材として選んだのですが、彼らはわらべうたとして遊んでいるみたいです。
それでいいんじゃないか、と思ったのでした。thanks

ピアノ

今日、発注していたピアノが届いたと連絡あり。
うれしいですー。face01
今まで使っていたのはYAMAHAのeosというシンセでした。
悪くはないのですが、やはりピアノの音で練習を、
という気持ちがあり、お願いしていました。
もちろん今の環境ではグランドやアップライトは置けないので電子ピアノです。
知り合いのピアニストにいろいろ訊き、楽器屋さんでいろいろ弾いてみて、
CASIOのプリヴィアが一番気に入り、選びました。
コンパクトでいい音がしますよ。
自分の使っているTechnicsも気に入ってますが、ちょっとゴツいし今はもう生産されてません。
「能楽師は子供に本物の能面で遊ばせ、
ユダヤの商人は子供に本物の宝石で遊ばせる」
と、私の師匠はよく説いていましたが、
幼いうち、若いうちから良い物に触れることで、
見極める力を養うことが大切ということだと思います。
そんな言葉が頭にあり、可能な範囲で少しずついい環境を作っていけたらと思ってます。
みんな気に入ってくれるといいな。clover

今日は3回目

今日は3回目の練習でした。
最初は緊張気味だったけれど、
さすがにだんだんなれてきてリラックスしてます。
創立メンバーは8人のみんな。
小さなコーラスです。でも声は大きいです。8人いれば立派な合唱団です。
今日は呼吸の練習をしました。
スーーーッスーーーッって具合にブレスを拍に合わせて吐きます。
皆まだうまくできません。どうも、ふんがーふんがーとなってしまいます。
そのような具合に、練習は途中休憩を入れて1時間半です。
皆よくがんばってます。時々突然気合いが入ったりします。
「疲れてもおうち帰ったらおいしいごはん食べれば元気になるでしょ?」ってきいたら、
「うーん・・僕はどちらかといえば、お風呂かなっ」
って5歳の男の子が言ってました。
そう、お風呂はいいですねー。
しっかり歌うとよく眠れるそうですよ。thankshuro

開講式

4月1日(木)開講式を行いました。clover
10名程の皆さんが集まってくださいましたface02嬉しい限りです。
開講にあたり、大東文化大学名誉教授で心理学の専門家である
岡林桂生先生にご臨席いただき、お言葉を頂きました。
御歳84歳だそうです。
-絶対音感などの音を知覚する機能は4歳くらいまでには完成されてしまう。
しかし、音を美しいと感じたり、そこに歌われている言葉に愛情を持つような感性は、
後天的なもので、その子供を取り巻く環境によって育まれる。
幼児期から児童期に掛けてどのようなものに出会うかによって、
その子の感受性、あるいは社会性がいかに育つかが大きく変っていく。-
岡林先生のお話は広く深い見識の中から、多岐にわたりました。
環境としての、大人のあり方について、示唆がありました。
気の引き締まる思いです。
この場所で皆さん楽しく朗らかにやっていってくださいね!とエールを頂きました。
初練習はドレミで音の練習をしたり、4曲ほど歌ったりしました。
皆大きな声が出ます。立派です。今日だけでもたくさんの発見がありました。
いよいよ発足です。どうぞ末永くよろしくお願いしますー。

第2回体験説明会のお知らせ

kaeru
幕張ジュニアコーラス、第2回体験説明会を下記の日程で開催いたします!
hosi第2回体験説明会(無料)
  3月25日(木) 17:00-18:30
  参加をご希望の方、まずはお電話でご一報ください。
お申し込み・お問い合せ TEL 043-213-3477 さくら鍼灸整骨院(さくら道場併設)
千葉市花見川区幕張本郷6-20-24(香港飯店隣)
icon01心よりお待ちしております!