ロッテ、CSで異例のビール&焼酎かけだ

ロッテ、CSで異例のビール&焼酎かけだ
2010/10/14 7:52 配信 サンケイスポーツ
行くぜ日本シリーズ。やるぜビールかけ。選手会長の西岡も気合十分だ(撮影・春名中)(写真:サンケイスポーツ)
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 ソフトバンクとロッテが激突するパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は14日に開幕。ロッテが日本シリーズ進出を決めた場合、西村徳文監督(50)の胴上げとビールかけの“優勝行事”も行うことが13日、明らかになった。
 勢いに乗るチームはやることが違う。CSファイナルステージ第1戦を前に、ロッテが早くもビールかけを行う準備をしていることが判明した。「(先に4勝すれば)日本シリーズですから。そのお祝いです」と球団関係者の鼻息が荒い。
 通常、ビールかけはリーグ優勝や日本一になった際に行うもの。日本シリーズへのキップを手にした段階で行うのは異例だ。しかもリーグ覇者のソフトバンクに1勝のアドバンテージがあるため、ロッテは3敗すれば終戦。そんな不利な状況にもかかわらず、球団関係者は「勝てばCSの覇者ということですから」とやる気満々だ。
 会場は選手宿舎の駐車場。この会場では2005年にリーグ優勝を果たした際にもビールかけを行い、その後阪神を下して日本一となった。実に縁起のいい場所なのだ。すでにビール3000本が用意され、焼酎好きの指揮官のために限定発売された『西村焼酎』で“焼酎かけ”をすることも検討されている。
 それだけではない。選手会長のサブローは「今はまだ目の前のことに集中しているけど、監督を胴上げすることにはなると思う」と大胆予告。優勝にまつわる行事はすべてやってしまおうという計画だ。
 レギュラーシーズン3位のチームが、プレーオフ、CSのファイナルステージに進出したのは過去3チームのみで、そのいずれも敗退している。そんな不利なデータを振り払うべく、この日、チームはヤフードームで2時間半の全体練習を行った。目指すは史上初となる3位からの下克上。今のロッテにはその勢いがある。

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