ロッテの井口資仁内野手が11日、沖縄県名護市で練習を公開した。今季は日本ハムに注目新人の斎藤(早大)が入団し、楽天が星野新監督を迎えるなどパ・リーグに話題が多い。昨秋、チームを5年ぶりの日本シリーズ制覇に導いた主軸は「パが注目されている。昨年の日本一の意地を見せたい」と力強く語った。
毎年恒例となった阪神の鳥谷ら総勢8人でのトレーニングは、年を追うごとに内容が濃くなっている。この日も早朝から休む間もなく、下半身や体幹を中心に鍛えた。今季はフルイニング出場を果たした上で打率3割、20本塁打、100打点と高い目標を自らに課した。井口は「とにかく、リーグでトップを取らないと」と熱い口調だった。
12月で37歳を迎えるが、衰えは「特に感じていない」と力強い。「自分が見本となって見せていかないといけない」と、ことしも井口がチームを引っ張っていく。