■浮沈のカギ握る新助っ人
ロッテに新加入したナバーロ内野手、スタンリッジ投手が6日、1軍の春季キャンプ練習に合流。初日から存在感を存分に示した。
ナバーロはフリー打撃で43スイング中5本の柵越え。広角に打ち分ける器用さもみせ、伊東監督は「基本に忠実。いい打ち方をしている」と及第点を与えた。三塁の守備練習では軽快にゴロをさばいたドミニカ出身の28歳は「一番大事なのはコンディションを整えていくこと」と余裕を漂わせた。
一方、昨季ソフトバンクで10勝を挙げたスタンリッジはさっそくブルペンに入り44球を投げ込んだ。日本で通算63勝を挙げている右腕は「感触は良かった。これからは緩急をつけて投げていきたい」と笑顔で語った。
2人の合流に「ようやくメンバーがそろった」と指揮官。投打でチーム浮沈の鍵を握る。