ロッテ・井口へ王会長エール「名球会で待ってる」
日米通算2000安打にあと100本と迫っている、ロッテ・井口資仁内野手(38)が16日、沖縄・名護市で自主トレを公開した。顔は黒く焼け、走り込みやロングティーなどの厳しいメニューをこなした。
「入団したときから40歳までの現役と2000本を目標にしてきた。楽しみながらやりたい」。オフにはダイエー時代に監督だった、ソフトバンク・王貞治球団会長(72)から2度もハッパをかけられた。
昨季2000安打を達成して現役引退した青学大、ダイエーを通じての先輩、小久保裕紀氏(41)のパーティーで「次はお前のパーティーでスピーチするぞ」と声をかけられた。さらに年賀状にも「名球会で待っています」のメッセージ…。「プレッシャーがかけられていますが、この2、3年は本数を数えながらやってきた。楽しみながら早い時期にクリアしたい」。38歳の巧打者は恩師の期待に応え、大輪の花を咲かせる。