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ロッテ・角中は追い込まれるのが好き “変態”打法で3年ぶり「パ首位打者」へ
ロッテの角中勝也外野手(28)が15日・ヤクルト戦(神宮)で、4安打1打点の活躍でチームの快勝に貢献した。
「セ・リーグの捕手とは対戦が少ないし、データもあまりないのでやりやすい。シンプルにいけるので楽ですね」
28歳のスラッガーは、今季の交流戦での首位打者が期待されていた。
戦前での交流戦打率・394は4位。同・432でトップの西武・秋山を抜くには5打数5安打が必要だった。だが1回に右前打、3回に左前打を放つと、5回1死一、二塁の好機でヤクルトの2番手左腕・久古のボールゾーンに落ちたフォークを、膝をつきながら右前へ同点適時打。
「僕にとってストライク。打てるボールがきたので打っただけ。あそこは左投手を出してくれてよかった。好きなんでね。右からも安打は出ていたけど、しっくりきていたワケでもなかった」