(第32作)口笛を吹く寅次郎

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(竹下景子)(リクエスト第2位); 住職代行に収まってしまう寅次郎のおかしさもさることながら、松村達雄の住職や長門勇の旦那、関敬六のタクシー運転手など 高梁市の寅さんを取り巻く人々が実に良いです。中井貴一と杉田かおるの恋も中途半端には描かれていませんし、 御前様の煩悩のシーンなども笠知衆の名場面です。 最後、柴又駅で竹下景子扮するヒロイン朋子に結婚を迫られながら、逃げ腰になってしまう寅さんのパターンは、 名作「あじさいの恋」と共通項が有りますね。安心して笑える寅さんシリーズの中の名作です。

コメント;明けましておめでとうございます。平成29年元旦

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