(第34作)寅次郎真実一路

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(大原麗子); 第34作は松竹創立90周年記念として製作されましたが、寅さんと仲良くなった証券会社の課長(米倉斎加年)が失踪してしまう、 結構深刻な話で、残された妻(大原麗子)がシリーズ中でも最も暗いヒロインの一人として描かれています。 ある対談で、山田洋次監督が「最も創作するのに苦しかった時期の作品」と評していたのもうなづけます。 枕崎のロケが綺麗でしたが、辰巳柳太郎をもっと効果的に使って欲しかったですね! 冒頭の夢のシーンは「寅次郎博士と怪獣」です。

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