アーカイブ | 12月 2009

「喜劇;急行列車」

「喜劇;急行列車」~この作品はホントにいいです。昭和40年代の活気にあふれたよき日本の風情が懐かしく感じられます。 瀬川監督のドリフシリーズにも共通点はありますが、 この作品は、単なるお笑いにとどまらず笑い有り、涙有り、感動有りで後味のよい傑作です。
また、東京から九州への国鉄寝台列車の旅が描かれており、それだけでも旅情をそそがれワクワクします。 個人的に大好きなシーンがたくさんあります。お弁当から輪ゴムが出てきたり、マイクのスイッチを入れたまま思い出話をしていたり、 中でも一番の見所は、渥美さんの動作(動き方)です。 喜劇役者としてあの動きができる人は他にはいないでしょう。
出演: 渥美清, 左ト全 監督: 瀬川昌治 「喜劇・団体列車」 喜劇 映画でした。


第27回マブスタ村参集の皆さん~ありがとうございました~元気を頂きました。

「喜劇・団体列車」

「喜劇・団体列車」 喜劇監督・瀬川昌治監督、
渥美清主演で贈る列車シリーズの第2弾。四国にある小さな駅で働く独身男の彦一は、ある日ひょんなことから小百合という美しい女性に出会う。やがて見合いをすることになった彦一だが、小百合のことが頭から離れずにいました。

「喜劇・初詣列車」

「喜劇・初詣列車」喜劇監督・瀬川昌治監督、
渥美清主演で贈る列車シリーズの第3弾。国鉄の車掌である新作は、ある日幼馴染みの美和子に出会う。
彼女が行方不明になった弟を探していることを知った新作は、彼女に協力をするがそんな彼の姿に妻の幸江が浮気を疑い始める。

「つむじ風」~加賀まりこと富士真奈美

「つむじ風」~加賀まりこと富士真奈美; 出演: 渥美清, 加賀まりこ 監督: 中村登1963年の中村登監督作品。小金持ちの小説家(伊藤雄之助)や風呂屋の婿養子(伴淳三郎)をゆする風来坊の主人公が実に痛快!嫌味の無い演技はさすが渥美清です。共演陣も殿山泰司、桂小南治、沢村貞子、藤田まこと(牧師役なんて信じられない!)など芸達者揃いですが加賀まりこと富士真奈美のかわいいこと!特にラストの教会でのダブル結婚式の場面の二人の美しさは特筆ものです。
懐かしの寅さん映画~続投稿します。

第48作:寅次郎紅の花~(浅岡ルリ子)

第48作:寅次郎紅の花~(浅岡ルリ子);;(リクエスト第4位) 肝臓癌に侵された渥美清の体力の衰えは誰の目にも明白で、撮影現場にいた人は皆、この作品が寅さんシリーズの最終作になると分かっていたのだと思います。声に力が無く、普通に座っているのも辛そうな寅さんは痛々しかったです。その中で、寅さんを看病し、その死を看取らんばかりのリリーの存在は大きかったのです。ストーリーはもはや満男と泉が主人公になっていますが、二人の明るい将来が暗示され、最終作にほっとするものを感じさせてくれました。
連続投稿1~48作完了です。
ご愛読ありがとうございました。次回から関連投稿します。