2003年9月:地域安全パトロ-ル隊勤務(習志野署)の頃、巡回した時の写真です。
千葉県の東京湾岸の干潟は、そのほとんどが1960年代から1970年代にかけて千葉県企業庁によって次々と埋め立てられ、工業地や住宅地として開発されたが、習志野市谷津地先の干潟は昭和放水路計画により旧大蔵省の所有であったために埋め立てを免れ、埋立地の中に2本の水路で海とつながる池の様に残された。その後、埋め立ての計画は持ち上がったが、東京湾に飛来する、シギ類、チドリ類、カモ類といった渡り鳥の希少な生息地になっていることが指摘され、また保護活動家による重要性の宣伝活動や清掃活動によってその重要性が広く市民の間でも認知されたため、1988年に国指定谷津鳥獣保護区(集団渡来地)に指定され(面積41ha、うち特別保護地区40ha)、さらに1993年6月10日にラムサール条約登録地に登録された。
その歴史的経緯から、谷津干潟はほぼ長方形という不自然な形状である。さらに干潟の四方は宅地化・都市化が進んでおり、干潟の上には高架橋が建てられJR京葉線、東関東自動車道、国道357号線が通っている。
アーカイブ | 12月 2009
第37作:幸福の青い鳥~(志穂美悦子)
第36作:柴又より愛をこめて~(栗原小巻)
第35作:寅次郎恋愛塾~(樋口可南子)
第35作:寅次郎恋愛塾~(樋口可南子); 今回は、ヒロイン(樋口可南子)に惚れながらも、彼女に恋する司法浪人(平田満)を寅さんが応援するという今迄とは異なる状況設定なので、結構楽しめました。長崎・五島で一夜を提供してくれた老婆の死など脚本がなかなか良かったです。松村達雄の教授や杉山トク子のアパートの大家さんなど脇役の上手さも光っていました。ラストのポンシュウの話は「レ・ミゼラブル」のパロディですかね?夢の部分は「姥捨山のパロディ」です。
第34作:寅次郎真実一路~(大原麗子)
第34作:寅次郎真実一路~(大原麗子); 第34作は松竹創立90周年記念として製作されましたが、寅さんと仲良くなった証券会社の課長(米倉斎加年)が失踪してしまう、結構深刻な話で、残された妻(大原麗子)がシリーズ中でも最も暗いヒロインの一人として描かれています。ある対談で、山田洋次監督が「最も創作するのに苦しかった時期の作品」と評していたのもうなづけます。枕崎のロケが綺麗でしたが、辰巳柳太郎をもっと効果的に使って欲しかったですね!冒頭の夢のシーンは「寅次郎博士と怪獣」です。