アーカイブ | 3月 2010

第45作:寅次郎の青春~(風吹ジュン)

第45作:寅次郎の青春~(風吹ジュン); 個人的にはシリーズ中で最も好きな作品、それゆれにかけがえのない作品として最高の評価となる、リリーを除けばシリーズ中で本作の風吹じゅん演じる髪結いこそ寅次郎にもっとも相応しい相手だろうとおもう。夫としての寅次郎がもっとも納まりのいい場所こそ髪結いの亭主だろうと考えるからである。「いまここで」あなたとふたりでと、正に現実を受け入れる幸福を歌った歌だとおもう。しかし、寅の望むものはいつだって「いつかどこかで」なのだろう、それはやはり哀れだと思う、劇中では微妙なニュアンスの演出が施されているがおそらく永瀬は風吹の子供という設定だと思う。ロケ地は宮崎県の油津でした。

マリンズ開幕勝利観戦

最終回は新戦力・マーフィーが変幻自在の投球で、ファイターズ打線を3者凡退に打ち取り、9対1のまま試合終了。本拠地の初陣に勝利しました!! 8回を被安打4、奪三振6、与四死球1、初回に失った1点だけに抑えた成瀬が貫禄の投球で今季初白星。打線も3発のホームランを含む9点をあげる攻撃でファイターズを寄せ付けない試合運びを見せました。2008年・2009年ともに開幕3連戦を2勝1敗と勝ち越しながらも4戦目は黒星を喫したマリーンズ。今年は一味違います。チームとファンが一体となり、開幕ダッシュへ弾みをつける大きな1勝をあげました。
息子と観戦したけど、寒かったです~寅さん。

第44作:寅次郎の告白~(吉田日出子)

第44作:寅次郎の告白~(吉田日出子); 満男が泉に、「男には美しい花を眺めていたいというタイプと、奪ってしまいたいというタイプがいる。」と説明し、寅さんが女性を射止められない理由を説明する。 とてもいい表現だ。 さらに博に、「就職のコトをそんなふうに考えるなんて不真面目だ!反省しろよ!」と説教する。 博は謝るしかない。 そして最後に、「おじさんの恋する姿を見ても、僕にはもう笑えない。おじさんを笑うコトは僕自身を笑うコトなのだから」 10代の少年をこれ程までに成長させるのは何なのだろう? 一つには恋なんだろう。 そして寅さんという、色々な意味での見本となる人物。 自分の「こうなりたい」という理想像を刺激してくれる、いい作品だと思います。