アーカイブ | 2月 2010

おとうと/吉永小百合と笑福亭鶴瓶が姉弟を演じる家族ドラマ


おとうと/吉永小百合と笑福亭鶴瓶が姉弟を演じる家族ドラマ (公開2010.1)
『家族』、『幸福の黄色いハンカチ』、『息子』、『学校』シリーズ、そして『男はつらいよ』シリーズで、その時代、時代の日本の家族を描き続けてきた山田洋次監督。いつの時代も変わらない家族の絆を描く一方、社会が抱える問題にも鋭いまなざしを向けてきました。『十五才 学校Ⅳ』以来、10年ぶりの現代劇となる最新作『おとうと』でも「看取り」や「ターミナルケア」などの現代的な問題に触れています。
本作は、東京で堅実に生きてきた姉と、大阪で何かと問題ばかりを起こしてきた弟との、再会と別れを優しく切々と謳いあげる、笑いと涙にあふれた物語です。

千葉の京成ローザで見てきました。~映画は何時見てもいいですね。

第37作:幸福の青い鳥~(志穂美悦子)

第37作:幸福の青い鳥~(志穂美悦子); 寅さんシリーズの初期の作品でしばしば登場した旅芸人の娘、小百合が志穂美悦子になって再登場したのにはびっくりしました。実生活では、この共演がきっかけで彼女は長淵剛と結婚し、芸能界を引退してしまいましたが、この作品の中での二人の相性は決してピッタリとは言えず、ちょっと意外でした。でも、葛飾区役所のシーンなどは爆笑もので、このシリーズの名脇役、笹野高史の代表作ではないでしょうか。

第34作:寅次郎真実一路~(大原麗子)

第34作:寅次郎真実一路~(大原麗子); 第34作は松竹創立90周年記念として製作されましたが、寅さんと仲良くなった証券会社の課長(米倉斎加年)が失踪してしまう、結構深刻な話で、残された妻(大原麗子)がシリーズ中でも最も暗いヒロインの一人として描かれています。ある対談で、山田洋次監督が「最も創作するのに苦しかった時期の作品」と評していたのもうなづけます。枕崎のロケが綺麗でしたが、辰巳柳太郎をもっと効果的に使って欲しかったですね!冒頭の夢のシーンは「寅次郎博士と怪獣」です。

第33作夜霧にむせぶ寅次郎~(中原理恵)

(第33作)
夜霧にむせぶ寅次郎~(中原理恵); 今作品は、マドンナに中原理恵を迎えて、複雑にからんだ話です。そして懐かしい顔も見られたり(舎弟の登)、寅さんが説教したり。 男はつらいよを見てると、自分も旅をしている気分になれる、日本中のきれいな景色を見たり、いろいろなお祭りを見たり、また、今の世の中殺伐として世知辛いこのご時世、ちょとだけ昔の人情味あふれた人と人のふれ合いなどを感じられる、ちょっと疲れたとき見ると良いですね、私なんか続けて3本も4本も見る時があります、気の利いた名ぜりふに名場面、いい映画て何回でも繰り返して見れるもんですね。 今作品は、マドンナ風子に「寅さんがもう少し若かったら あたし 寅さんと結婚するのに」て言われたり、寅さんが「俺が話をつけた」と言うと風子が「寅さんとは関係ないのよ」怒鳴る、櫻のセリフに「幸せな恋もあれば 不幸せになる恋だってあるでしょう」「不幸せになると分っててもどうしょうもなかったのね」いいセリフです。

第31作:旅と女と寅次郎~(都はるみ)

第31作:旅と女と寅次郎~(都はるみ);●ひょんなことから、天下のスターと逃避行。寅次郎には、夢のような旅でございました。 はるみ「とっても楽しかった寅さん」寅さん「せめてあと2、3日ありゃもっともっと楽しいめ見させてやれたのにな」はるみ「でもこの旅のこと私一生忘れないよ」”