アーカイブ | 2011年9月2日

なでしこジャパンはタイに初戦を白星で飾った。

先制点を挙げた川澄(右)とアシストの上尾野辺(左)

●1日にロンドン五輪アジア最終予選の初戦が行われ、なでしこジャパンはタイに3-0で勝利し、見事初戦を白星で飾った。

●なでしこジャパンは、ドイツ・ワールドカップで主力だったMF澤穂希や宮間あやなどを温存し試合に臨んだが、前半は引いて守るタイの守備を崩すことができず、ミスからカウンターを食らうなど、決して褒められる内容ではなかった。

●しかし、後半から宮間を投入すると、試合のリズムが一転。宮間は正確なパスでタイ守備陣を混乱に陥れると、61分にDFラインの裏に飛び出した川澄奈穂美が先制点を挙げる。その後も、宮間は75分にCKで田中明日菜の2点目をアシストすると、途中投入された大野忍も鋭いクロスで相手のオウンゴールを誘発し、ダメ押しの3点目を奪った。