アーカイブ | 11月 2012

浩二監督、理想の3番!坂本がキーマン さあ初陣キューバ戦


浩二監督、理想の3番!坂本がキーマン さあ初陣キューバ戦
山本監督(右)と談笑する巨人・坂本
侍ジャパンマッチ2012「日本代表VSキューバ代表」(16日ヤフードーム、18日札幌ドーム)に臨む日本代表は15日、ヤフードームで約2時間の公式練習を行った。WBC3連覇へ向けた初陣を前に、山本浩二監督(66)は3番打者を軸に打線を組む考えを披露。新チームの核を担うキーマンに、巨人・坂本勇人内野手(23)を指名した。

W杯ブラジル大会アジア最終予選


W杯ブラジル大会アジア最終予選で、B組の日本代表は14日にマスカットでオマーン代表と対戦し、2―1で制して勝ち点を13とし、5大会連続のW杯出場に王手をかけた。写真は後半、ゴールを決め喜ぶ岡崎。

西岡「巨人から話来ている」の真偽


西岡「巨人から話来ている」の真偽
阪神が9日、前ツインズの西岡剛内野手(28)と大阪市内のホテルで入団交渉を行った。西岡はロッテ、オリックス以外の複数球団とも交渉を行っていたことをにおわせたが、その「第4の球団」が巨人であることが明らかになった。阪神としては予想以上に厳しい状況となったが、譲るわけにはいかない。西岡は虎の「2大懸案」のキーマンとなっているからだ。
 交渉を終えた西岡は神妙な面持ちで口を開いた。報道が過熱していることで「戸惑っている部分もあるんですけど…」としながらも「えっ、と思わすこと(決断)もあるかもわからないですね。公表はしていないけど、まだあと何球団かと交渉してきましたし。3球団だけじゃなくてね。今日で一通り会う球団は終わったので、あとは自分の中でどう決断するかになってくる」。西岡はロッテ、オリックス、阪神以外とも非公式で交渉を行ったと明かした。
 水面下で動いたのはどの球団なのか。遊撃、二塁を守れる西岡を必要な球団はどこか。そして現在、離婚協議中の西岡にとって必要な「カネ」を出してくれる球団はどこか…。おのずと球団は絞られてくるが、球界関係者の中でささやかれているのが「ブラフ説」だ。
 実は西岡は親しい関係者に「巨人から話が来ている」と打ち明けている。だが、巨人は以前から西岡に関しては「獲得はあり得ない」と動かない方針を打ち出しており、何より原監督の西岡への評価が低い。原監督が指揮官を務めた第2回WBCでは、侍ジャパン代表メンバーに西岡を選んでいないほどで、当時はまさかの選出漏れの理由として「チームの和を乱す恐れがある」と、性格面での問題点があったとささやかれた。西岡にはそんな原監督との“確執”もあるのだ。

巨人は2年連続最多勝を獲得した内海に大型契約を提示する


巨人は2年連続最多勝を獲得した内海に4年14億円の大型契約を提示する
 今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得した巨人・内海哲也投手(30)が12日、都内で原沢敦球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM=56)と残留交渉を行った。
巨人・内海の年俸の推移
 球団は2年連続最多勝を獲得し、3年ぶりの日本一奪回に貢献した左腕を高く評価。昨年、FAで獲得した杉内俊哉投手(32)に匹敵する4年14億円の大型契約を用意し今後、正式に提示する。
 アジアシリーズに同行していた原沢球団代表兼GMは韓国・釜山から成田に到着するとその足で、都内での内海との残留交渉に臨んだ。3年ぶりの日本一を引っ張ったエースに対する誠意。FA申請期限を翌日に控え、選手会長としても貢献度が高かった左腕に、球団の高い評価を伝えた。

原巨人、史上初5冠!今季象徴“全員野球”でアジア制覇


原巨人、史上初5冠!今季象徴“全員野球”でアジア制覇
<ラミゴ・巨人>アジアシリーズを初めて制し、優勝トロフィーを掲げる原監督
6◇アジアシリーズ決勝 巨人6-3ラミゴ(2012年11月11日 釜山)
 無敵の原巨人が12年シーズンを有終の美で飾った。ラミゴ(台湾)と決勝戦を行い、6―3で快勝。日本勢としては08年の西武以来、2大会ぶりの優勝となり、賞金5億ウォン(約3650万円)を獲得した。原辰徳監督(54)は巨人を初のアジア王者に導き、交流戦からペナントレース、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズを含めて史上初の5冠を達成。また、大会MVPには全3試合で打点を挙げた坂本勇 人内野手(23)が選ばれた。
 過剰な儀式は必要なかった。胴上げも、歓喜の輪もない。原監督は充実の表情を浮かべ、ハイタッチで選手を迎えた。アジアの頂点を決める舞台でも普段通りの原野球を貫き、普段通りに勝利の喜びを分かち合った。