アーカイブ | 2013年10月12日

【ロッテ】井口が先制弾「まさかだね」


【ロッテ】井口が先制弾「まさかだね」
先制本塁打を放った井口、一塁の守備についてファンの声援に応える(撮影・山崎安昭)
<パCSファーストステージ:西武1-11ロッテ>◇第1戦◇12日◇西武ドーム
 ロッテ井口資仁内野手(38)が先制ソロを放った。
 1回2死走者なし、カウント2-2から143キロの高め真っすぐを左翼ポール際へ運んだ。「高めのボール気味だったけど、強引に引っ張り込んだよ。すんなりツーアウトで、簡単に3人で終わって相手に流れをつくりたくなかったからね。ホームランが打てれば最高だと思っていたけど、まさかだね。シーズンでは西武ドームは相性が良くなったけど、クライマックスは別物。相手にプレッシャーを与えられたから、この後も積極的にいくよ」とコメントした。

【ロッテ】伊東監督、打倒・西武へ「青い血から黒い血に変わるかどうか」


【ロッテ】伊東監督、打倒・西武へ「青い血から黒い血に変わるかどうか」
 クライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(S)が12日に開幕する。パ・リーグ(西武D)はバッテリーとして西武黄金期を支えたロッテ・伊東勤監督(51)と西武・渡辺久信監督(48)のガチンコ対決。伊東監督は「(西武の)青い血から(ロッテの)黒い血に変わっていけるか」と古巣撃破に臨む。
 伊東監督は独特の言い回しで「打倒・西武」の思いを込めた。
 「真のマリーンズの一員になれるかどうかの戦い。青い血から黒い血に変わるかどうか」
96年6月11日、オリックス戦でノーヒットノーランを達成し、抱き合う西武時代の渡辺久(奥)と捕手・伊東
 現役時代、チームの要として7度の日本一へ導いた古巣へ決別宣言だった。「青い血」とは、03年に西武の伊原元監督が退任会見で口にした「ライオンズブルーの血が流れている」を引用したもの。「黒い血」は、もちろんロッテを象徴するカラーだ。