ロッテ田村龍弘捕手(22)が6日、自身初となる月間MVP賞(6月度)を受賞した。
6月は、22試合に出場しリーグトップの打率4割をマーク、出塁率(4割4分4厘)はリーグ2位、安打数(32安打)はリーグ3位だった。
5月終了時点では打率1割9分2厘と2割を切っていたが、月が変わり、急上昇。QVCマリンで会見を行うと、「まだ実感ないです」と繰り返した。好調の要因を聞かれると、「伊東監督始め、立花(打撃)コーチ、堀(打撃)コーチが毎日指導いただいた」と感謝の言葉を並べた。
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<ロ・オ>6回、失点し、汗を拭いながらベンチに戻るロッテ・スタンリッジ
◇パ・リーグ ロッテ3―4オリックス(2016年7月3日 QVCマリン)
ロッテは逆転負けで、4月9日以来85日ぶりの3位転落。3点リードの6回、先発のスタンリッジが突然乱れた。
先頭の安達に四球を出すなど3安打2四死球で2失点。この回で交代を命じられ、珍しくベンチにタオルを叩きつけるなど感情をあらわにした。「気持ちが高ぶってしまった。監督の決断は今後も尊重する」。約3カ月守った2位から陥落した伊東監督は「スタンリッジはあの四球から。負けるときはこんなもんです。また気を引き締めて」と仕切り直しを誓った。