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(第19作)寅次郎と殿様

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  • (真野饗子);<公開77.08 > ボケ老人と紙一重の殿様を大真面目に演じる嵐寛寿郎のおかしさ(亡くなる3年前の作品です!)と、
  • 表向きは従順だが、裏では要領良く立ち回っているであろうと思われる執事吉田の三木のり平の怪演で、
  • マドンナの真野響子がすっかり霞んでしまった作品ですが、楽しめます。
  • 夢のシーンは、嵐寛に因んで鞍馬天狗!吉田義夫の新撰組との対決です。

ロッテ・ナバーロ 先発復帰弾で3連勝 伊東監督“無気力”注意

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<日・ロ>6回2死、ソロ本塁打を放つナバーロ

  •  ◇パ・リーグ ロッテ3―1日本ハム(2016年5月24日 札幌D)
  •  ロッテのナバーロがモヤモヤを吹き飛ばす一発を放った。
  •  不振で2試合スタメンを外れたが、先発復帰すると、2―0の6回に有原から左越え2号ソロ。10試合ぶりの本塁打で3連勝に貢献し「自分のスイングができた。いい追加点が取れた」と喜んだ。
  •   4月23日のデビュー以来スタメンを続けていたが、5月21日のオリックス戦(京セラドーム)で初めて先発を外れた。翌22日も先発を外れ、試合前のフリー打撃では当てるだけの無気力なスイングを繰り返した。見かねた伊東監督から監督室に呼び出され「怠慢な姿が見られる」と注意を受けた。この日は守備でも気迫あふれるダイビングキャッチを見せ、指揮官を安心させた。11日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来となるデスパイネとのアベック弾「ナバパイネ弾」で有原に今季初黒星を付け今季最多タイの貯金8。ナバーロは「自分はできる打者というのを見せていきたい」と胸を張った。

ロッテ関谷、感慨深い初白星

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  • プロ初登板で初勝利を挙げ、ウイニングボールを手に笑顔を見せるロッテの関谷=21日、京セラドーム

 堂々たるデビュー戦だった。ロッテのドラフト2位の右腕、関谷が7回を3失点に抑えてプロ初白星。ウイニングボールを握り締め、「できすぎくらいの投球」と興奮を隠さなかった。

直球で押した立ち上がり。糸井、モレルに連打を浴びて1点を先制されたが、そこで慌てなかった。二回以後はカーブとチェンジアップで緩急をつけて修正。6点のリードをもらった四回からは、3イニング連続三者凡退で波に乗った。「全体的にいい球を投げることができた」と納得していた。

男はつらいよ(第17作)夕焼け小焼け

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(太地喜和子);<公開76.07 > 寅さんシリーズでこれが一番好きだ。とにかく出てくる人が皆それぞれいい。ストーリーがいい。 気乗りしない様子で市内を案内されていた日本画の巨匠(宇野重吉)が、寅さんと再会し、車の窓から 乗り出して浮かべるあの笑顔。観ているこちらまで「遭えてよかった」と嬉しくなってしまう。 大地さんのはじけるような笑顔。皆にサービスして喜ばれると自分まで幸せな気分になってしまうような 可愛いい性分。その人たちが抱えているちょっと哀しい部分。 巨匠や売れっ子の芸者さんが、寅さんの心根の純粋さを好いてくれるのがいい。 やんちゃな部分にちょっと困ってしまうところもいい。 観たら絶対に幸せな気分になれます。