【ロッテ】石川、21日ぶり先発で柳田を斬る
首痛で出場選手登録を抹消されていたロッテの石川が、19日のソフトバク戦(QVC)で21日ぶりに先発する。
右腕は、18試合連続四球のプロ野球記録に王手をかけた柳田に対し「出そうと思って出す四球はないし(柳田は)苦手じゃない。
自分のボールを投げれば大丈夫」と勝負宣言。過去2年間で19打数4安打、わずか1四球の相手に臆することなく今季2勝目を狙う。
清田(左)が炭谷のタッチをかわして左手を伸ばす。ビデオ判定で生還が認められた
(パ・リーグ、ロッテ3-5西武、1回戦、西武1勝、8日、QVC)8日のロッテ-西武1回戦(QVCマリン)で、今季から導入された本塁上のクロスプレーによるリプレー映像の検証により、公式戦で初めて判定が覆った。
ロッテの一回の攻撃で、二死一塁からデスパイネの左翼線への打球で本塁に突入した一走・清田は「アウト」の判定。ロッテ側のアピールと審判団の協議で映像検証を行い、捕手・炭谷がタッチしていなかったことが確認されて「セーフ」に“逆転”。デスパイネは二塁打となった。
井上は一塁の守備でも魅せた。13―6と追い上げられた8回無死一、二塁で二遊間の当たりを114キロの巨体を揺らしてダイビングキャッチ。反撃ムードを沈めた。伊東監督も「アジャの守備は大きかった」と振り返っていた。