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(第6作)男はつらいよ「純情篇」

6(第6作)男はつらいよ「純情篇」

若尾文子);<公開83.07>思い起こせば旧年は、恥ずかしきことの数々、玄界灘波音を聞くにつけ、思い出すのは故郷柴又の春でございます、未練な寅とお笑い下さいまし。 あらすじ~長崎で出戻り女とその父の愛情あるやりとりを聞いた 寅さんは、故郷の柴又が恋しくなった。 その頃とらやでは、遠い親戚で和服の似合う美人.夕子が下宿していた。 そこへ寅さんが帰ってきて、夕子に一目惚れする。 一方、博の独立問題で博と社長.梅太郎がそれぞれ寅さんに相談したから大変。 話がこんがらがって大騒ぎ。結局、博は元のサヤに納まるが、 寅さんのお熱は日増しに上がっていく。しかし、別居中の夕子の夫が訪ねてきて はかない恋に終止符が打たれた。 寅さんが大人の恋を展開する哀しく滑稽なシリーズ第6作です。 原作・監督=山田洋次 マドンナ/若尾文子/ロケ地/長崎県五島列島福江島 <封切日>昭和46年1月15日  

ロッテ・石川、粘り強く2勝目 西武戦6連勝に「たまたまです」

  • ロッテの先発・石川は先制点を許したものの、要所を占める投球で7回1失点の好投。約1カ月ぶりとなる白星に「コントロールを意識して投げた。粘れたのは良かった」と相好を崩した。

     3月29日の楽天戦で今季初勝利を挙げ、幸先の良いスタートに思われたが、4月上旬に首の寝違えでチームを一時離脱。汚名返上へ期する思いは投球にも表れた。

     打撃好調な西武の4番メヒアには、多彩な変化球も織り交ぜて無安打に封じ込めた。「調子は悪かった」と本人は振り返るが、粘り強く投げる姿に伊東監督も「1点でよく抑えてくれた」とたたえた。

     これで西武相手には6連勝。相性の良さに「たまたまです」と謙遜するが、相手に苦手意識を植えつけることは、白星と同じくらい価値がある。

第5作男はつらいよ「望郷篇」

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  • 山田洋次監督は、 34作目に違和感を覚え、この作品のメガホンをとったといわれている。

  • 私なりに山田監督の意図したものは、寅さんと葛飾柴又「とらや」の均等な関係というか、 両者のシーソーのような関係なのではないかと感じている。

  • 「とらや」の人がつっこめば寅さんがぼけ、寅さんがつっこめば「とらや」がぼける。 やくざな甥っ子がふらっと舞い戻ってくるが気質の人達とおりあわない。

(第4作)新.男はつらいよ

4(第4作)新.男はつらいよ

  • (栗原小巻);<公開70.02> 3作目と4作目が山田洋次以外の監督になっています。 今作は、小林俊一氏です。

  • 本作の特徴は、葛飾柴又の町内の人達との関わりが大きな要素になっています。 さくらさんが今回も登場シーンが少なくなっています。

  • その反面、町内の人やタコ社長の工場の職員が大挙登場してきます。 マドンナ役は栗原小巻。幼稚園の先生ですが、お綺麗で良く似合いますね。

  • 前半が、競馬で大穴を当てた寅さんの凱旋帰郷。 後半が小巻先生のエピソードです。小巻先生との湖でのデート・シーンは最高です。  

(第3作)フーテンの寅

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  • (第3作)フーテンの寅

  • (新珠三千代);<公開70.01 > 男はつらいよ第3作。シリーズ初のお正月映画として登場した作品でもあります。

  • マドンナ役は新珠三千代。 旅館の女将がよく似合います。監督が森崎東に代わっています。

  • この作品は前半が寅さんの縁談、後半が旅先のエピソードです。 1~2作目が故郷に舞い戻った寅さんと懐かしい葛飾柴又の人達・幼馴染との触れ合いを描いたのとは若干趣が違っています。

  • 妹さくらの登場シーンが非常に少ないのも異例です。人間・車寅次郎に視点を置いた感じで、 袖触れ合った人の人生の大事な瞬間に立ち会っても決してカタギの考えが受け入れられないフーテンの 寅を描くことを主眼に置いたのではないでしょうか。

  • 花沢徳衛扮する老テキヤに見せる寅さんの口上が印象的。