(第8作)寅次郎恋歌

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(第8作)寅次郎恋歌
(池内淳子);さくら、なくんじゃねえ、兄ちゃんはこれで幸せなんだよ。 シリーズ第8作。 親子の絆をベースに話が進む。旅芸一座とのやりとりから始まるのが実に良い。 旅先での粋な寅さんから一転故郷に舞い戻って庶民に溶け込めず再び旅へ。博の母親が亡くなってお通夜の席でのやりとり。 志村喬が第一話に続き登場。「生きる」を思い起こすような場面である。 建前と世間体を気にした寒々とした父子の会話。本音を言うほどに場違いになってゆく寅さん。 渥美清と重厚な貫禄を示す志村喬の組み合わせはやはりみどころ。
3:32 2016/12/08

(第7作)男はつらいよ「奮闘篇」

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(第7作)男はつらいよ「奮闘篇」
(榊原るみ);夏になったら鳴きながら、必ず帰ってくる、あの燕さえも、故郷恋しを、唄っているのでございます。 シリーズ第7作。 いよいよ松竹映画の金看板となって、山田洋次=渥美清のコンビが冒険を試みたと感じている作品。 マドンナ役の榊原るみは、知的障害を持つ女性。感動的な出会いのシーンから、徐々に狂い始め、暴走状態に入ってゆく寅さん。 寅さんの常人と外れた部分を感じさせ、ひやりとさせられる場面がかなりある。 そして最後はいつもの寅さんに戻って、というオチ。その寅さんと同等のウエイトで故郷・葛飾柴又「とらや」の人達が描かれている。 冒頭、故郷の暖かさを懐かしむシーンから始まり、一時の平和と喧嘩。 しかし、ちょっとしたことに大騒ぎで心配する家族の姿に観客は自分の田舎を連想するに違いない。

(第6作)男はつらいよ「純情篇」

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(第6作)男はつらいよ「純情篇」


•若尾文子);思い起こせば旧年は、恥ずかしきことの数々、玄界灘波音を聞くにつけ、思い出すのは故郷柴又の春でございます、未練な寅とお笑い下さいまし。 あらすじ~長崎で出戻り女とその父の愛情あるやりとりを聞いた 寅さんは、故郷の柴又が恋しくなった。 その頃とらやでは、遠い親戚で和服の似合う美人.夕子が下宿していた。 そこへ寅さんが帰ってきて、夕子に一目惚れする。 一方、博の独立問題で博と社長.梅太郎がそれぞれ寅さんに相談したから大変。 話がこんがらがって大騒ぎ。結局、博は元のサヤに納まるが、 寅さんのお熱は日増しに上がっていく。しかし、別居中の夕子の夫が訪ねてきて はかない恋に終止符が打たれた。 寅さんが大人の恋を展開する哀しく滑稽なシリーズ第6作です。 原作・監督=山田洋次 マドンナ/若尾文子/ロケ地/長崎県五島列島福江島 <封切日>昭和46年1月15日

「すぐケガ!」ロッテ内、後輩の藤岡にいじられる

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 ロッテ内竜也投手(31)と藤岡貴裕投手(27)が4日、千葉・船橋の百貨店でトークショーを行った。
質問コーナーで、男の子から何の車を乗っているか聞かれた。高級車を挙げた内は「どうして、野球選手が良い車に乗るか分かりますか? 事故った時、体を守るためですよ」と説明した。すかさず、藤岡が「すぐ、ケガしちゃうからね!」と突っ込み。これまで故障が多かった内をいじり、会場を笑わせた。
内は「(藤岡は)先輩を先輩と思ってないんですよ。先輩をいじる。でも、いじられるというより、好かれていると思っています」と、心の広さを見せていた。

ロッテ石川 来季も任せた「田村のリードが凄く良かった」

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 ロッテの石川と益田が3日、千葉市内でトークショーを行った。

 今季14勝を挙げた石川はステージ上で「田村のリードが凄く良かった。助けられた」と感謝。トークショー後、田村の背番号22について「ふさわしいと思う」と話した。益田も「里崎さんは上の人に遠慮なく(意見を)言っていた。田村もそういうところがある。来年やってくれると思う」と期待していた。