ロッテ石川歩投手(28)が今季初の無四球完封でリーグトップタイ14勝目を挙げた。
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丁寧に投げ、楽天打線を散発4安打に抑えた。チームの連敗も3でストップ。伊東監督から「涌井と2人。うちの柱」と褒められた。
石川本人は「(好守の)野手の方に助けられて、こういう結果でした。無四球は普通です。14勝は、うれしいです。次も勝てるよう頑張ります」と、淡々とした様子で話した。
ロッテに、またも故障者が出た。抑え役の益田直也投手(26)が13日、千葉市内の病院で右肘関節炎と診断された。全治は未定。登録は抹消せず、今日以降の出場は状態を見て決めるが、抑え右腕が万全とはいえなくなった。
伊東監督は「やりくりは、これから考えます。状況や打者に応じてになるのか。次から次へと…」と、深いため息をついた。
離脱者が続く。救援陣では、内、藤岡は戦列復帰したが、本来抑えの西野と大谷はまだ2軍にいる。益田も投げられないとなれば、代役の代役が必要。落合投手コーチは「内になるのでは」と抑え経験のある右腕を挙げた。先発陣でも、古谷、唐川が離脱。投手陣全体の負担は増えている。野手では、不動の4番デスパイネが左手首痛で抹消されたばかり。長打力のある井上を昇格させるが、伊東監督は「(デスパイネの)代わりはできない」と認める。19日の日本ハム戦から復帰見込みだが、頭部に死球を受けた清田もいない。