序盤の失点が響きカード初戦を落とす
1回に本塁打などの長打で先制点を奪われると、3回までに8点を失う。打線は、2回と6回にデスパイネの本塁打が飛び出し、投手陣は中盤を無失点に抑え粘りを見せるも、終盤に再び失点を重ね敗戦。4連敗となった。
ロッテ古谷 左手骨折で今季絶望的 唐川の代役先発も不運
<ロ・日>3回、先頭・陽の打球を左手に当て降板する古谷
◇パ・リーグ ロッテ1―4日本ハム(2016年8月25日 QVCマリン)
ロッテが弱り目にたたり目で同一カード3連敗を喫した。
0―1の3回に先発・古谷が陽岱鋼のライナーを左手に受けて降板。習志野市内の病院で「左母指中手骨骨折、全治3カ月」と診断され、今季中の復帰が絶望的となった。24日に左脇腹痛で抹消された唐川に代わり急きょ先発したが、無念の負傷降板となった左腕は「(捕球できず)技術不足。今年は終わりです」と悔しさを押し殺した。伊東監督は「そのあとの投手がゲームをつくった。収穫はあった」と前を向いた。
ロッテ平沢、本拠地初安打の3戦連続適時打 伊東監督はスタメン継続を示唆
ロッテ・平沢大河
相手が交錯でラッキーな安打、「いい所に飛んでくれました」
ロッテのドラフト1位ルーキー平沢大河内野手が23日、日本ハム戦(QVCマリン)で相手先発バースからラッキーな打点付きの本拠地初安打を放った。
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0-4の2回2死一、二塁、149キロのツーシームにつまったが、遊撃・中島卓と左翼・西川が交錯。中島が落球して二塁打となった。
「いい所に飛んでくれました。ああいう形でマリン初ヒット、初打点をあげられてよかった。負けている場面でチャンスに回ってきたら、1本打ちたいと思っていた」
17日の楽天戦から6試合連続スタメンで、6試合連続安打に3試合連続タイムリー。守備も2回に中前に抜けそうな西川の打球を二塁ベース後方で捕球して、振り向きざまに一塁に素早い送球を見せるなど安定感も増してきた。
伊東監督も「相手投手との兼ね合いはあるが、打つ感じはある。疲れもあるだろうが、良くはなっている」と結果が出ている間は当分スタメンで起用することを示唆した。