【ロッテ】デスパイネが来日初20号「まだまだ通過点」

content2-desupaine54

◆西武7―8ロッテ(21日・西武プリンス)

 デスパイネが主砲の仕事で連敗を4で止めた。同点の5回無死一塁、高橋光のフォークを狙い打ち左翼席へ勝ち越し2ラン。チームはこの回に四球を挟み7連打。打者12人で7得点を奪った。3年目で来日初の20号に到達した主砲は「まだまだ通過点。チームの勝利のために1本でも多くホームランを打っていきたい」。犠飛と合わせこの日3打点で83打点としメヒア、中田に並びリーグトップに浮上した。

ロッテ 4連敗も光明、ルーキー平沢プロ初打点 指揮官は合格点

hirasawa13-s

ロッテ 4連敗も光明、ルーキー平沢プロ初打点 指揮官は合格点

<西・ロ>6回1死一、二塁、右翼線適時二塁打を放つ平沢

 ◇パ・リーグ ロッテ4―10西武(2016年8月20日 西武プリンス)

 4連敗を喫したロッテだが、収穫はあった。4点差の6回1死一、二塁からルーキー平沢が右翼線二塁打を放ち、プロ初打点を挙げた。フルカウントからポーリーノの直球を振り抜き、「ストレートに絞って打ちにいった。(初打点は)素直にうれしい」と口にした。

伊東監督4発KO負けに苦言「同じこと繰り返して」

content2-itou

伊東監督4発KO負けに苦言「同じこと繰り返して」

<西武5-3ロッテ>◇19日◇西武プリンスドーム

 ロッテは3連敗を喫した。

【写真】ロッテ伊東監督「勝つ気あんのか」

 先発の石川歩投手(28)が5回6安打4失点で4敗目。初回、西武秋山に先頭打者本塁打を打たれると、中村には2ラン。さらに、4回に山川にソロを打たれた。2番手二木も6回に山川にソロ。5失点は、全て本塁打によるものだった。

 石川は「前回の西武戦(6月24日、5回8安打5失点)と同じような感じになってしまった。ホームランでの失点、5回降板。もう少し慎重に攻めていかないと。もう少し長く投げないと。チームに申し訳ないです」と話した。これで、14年から続けていた西武戦の連勝は8で止まった。

 チームとしては、3連敗中の被本塁打が11。伊東監督は「ミーティングはしているんだろうけど、試合に生かしていない。同じことを繰り返して。負けている時こそ、勇気を持っていかないと」と、バッテリーに反省を求めた。

【ロッテ】唐川5敗目…4四球悔やむ

【ロッテ】唐川5敗目…4四球悔やむ

marinsssk125k-s

◆楽天3―1ロッテ(18日・コボスタ宮城)

 唐川が6回2失点の粘投も、手痛い逆転2ランを浴びて5敗目。

 前回11日の楽天戦(QVC)では完封勝利を挙げていたが「今回は四球も(4四球と)多かったし、野手陣を攻撃に集中させることができなかった」と悔やんだ。8回には阿部もアマダーに2発目を許し、投手陣はこの2試合で楽天から7発を被弾。伊東監督は「同じ打者に打たれている。花火を見に来たようなもん」と嘆いた。

ロッテ 後が続かず「デスパが打って次が大事だったけど」

content2-desupaine54

ロッテ 後が続かず「デスパが打って次が大事だったけど」

6回1死一、二塁、ロッテ・デスパイネが中堅に適時二塁打を放つ

 ◇パ・リーグ ロッテ5―10楽天(2016年8月17日 コボスタ宮城)

 ロッテが大敗した。0―3の6回にデスパイネの2点適時二塁打で1点差に迫ったが、直後に先発・スタンリッジがアマダーに左越え3号2ランを浴びKO。香月良も2本塁打を浴びるなど、この回6失点を喫した。