◆西武7―8ロッテ(21日・西武プリンス)
デスパイネが主砲の仕事で連敗を4で止めた。同点の5回無死一塁、高橋光のフォークを狙い打ち左翼席へ勝ち越し2ラン。チームはこの回に四球を挟み7連打。打者12人で7得点を奪った。3年目で来日初の20号に到達した主砲は「まだまだ通過点。チームの勝利のために1本でも多くホームランを打っていきたい」。犠飛と合わせこの日3打点で83打点としメヒア、中田に並びリーグトップに浮上した。
伊東監督4発KO負けに苦言「同じこと繰り返して」
<西武5-3ロッテ>◇19日◇西武プリンスドーム
ロッテは3連敗を喫した。
【写真】ロッテ伊東監督「勝つ気あんのか」
先発の石川歩投手(28)が5回6安打4失点で4敗目。初回、西武秋山に先頭打者本塁打を打たれると、中村には2ラン。さらに、4回に山川にソロを打たれた。2番手二木も6回に山川にソロ。5失点は、全て本塁打によるものだった。
石川は「前回の西武戦(6月24日、5回8安打5失点)と同じような感じになってしまった。ホームランでの失点、5回降板。もう少し慎重に攻めていかないと。もう少し長く投げないと。チームに申し訳ないです」と話した。これで、14年から続けていた西武戦の連勝は8で止まった。
チームとしては、3連敗中の被本塁打が11。伊東監督は「ミーティングはしているんだろうけど、試合に生かしていない。同じことを繰り返して。負けている時こそ、勇気を持っていかないと」と、バッテリーに反省を求めた。