ロッテ スタン、6勝目へ万全 腰は心配なし「試合で貢献するだけ」

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ロッテ スタン、6勝目へ万全 腰は心配なし「試合で貢献するだけ」

 ロッテのスタンリッジが26日のオリックス戦(京セラドーム)で6勝目を狙う。

 前回登板となった18日の西武戦(西武プリンス)は右腰を痛め1回で降板。キャッチボールやダッシュで汗を流した右腕は「腰の状態は良くなっている。張りはあるけど、マッサージや治療を受けてきた」と万全を強調した。

 週末の3連戦には涌井、石川の2本柱が先発しており、当面は週明けの3連戦初戦という大事な一戦を任される。「いいスタートを切るためには重要な試合だが、2、3戦目も大事。任された試合で貢献するだけ。ストライクを低めに集めていつもの投球をするだけ」と平常心で臨む。

ロッテ涌井秀章、今季3度目完投勝利で楽天・則本とのエース対決を制する

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 ロッテの涌井秀章投手が24日、楽天戦(コボスタ宮城)に先発、9回を11安打2失点で完投し、楽天・則本昂大とのエース対決を制した。今季3度目の完投勝利で、自身8勝目を飾った。

 ロッテは2回に1死三塁から鈴木がレフトへ犠牲フライを放ち、先制に成功する。だが、直後の2回裏、涌井は1死満塁のピンチを招き、島内のライト前安打で同点に追いつかれ、続く藤田の二ゴロの間に三塁走者が帰り、逆転を許してしまった。

 だが、ここから粘った。3回を3者凡退とすると、4回は2死一塁から島内を三飛に打ち取って無失点。6回と7回は先頭打者を出塁させたが、いずれも次打者を併殺に打ち取り、二塁を踏ませなかった。

 涌井の粘投に応えるかのように、7回に奮起する。1死からデスパイネの左中間ソロで同点に追いつくと、今度は2死から鈴木のライトへのソロ弾で逆転に成功。

 8回にもマウンドに上がった涌井は、3番ペレスから始まるクリーンナップを3者凡退とし、1点リードを死守。9回に2死一、三塁と逆転の走者を背負ったが、最後は島内を打ち取って白星を手に入れた。

ロッテ12回適時失策でサヨナラ負け…9回以降沈黙

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<楽天6-5ロッテ>◇23日◇コボスタ宮城

 ロッテは延長12回にサヨナラ負けした。

 1死二、三塁で岡島を敬遠。満塁策を選択し、藤田にゴロを打たせたが、投手松永が打球をつかみ損ねる適時失策で敗れた。

 先発関谷が序盤3回までに3本塁打を打たれ、最大4点をリードされた。だが、中盤は救援陣が0でつなぎ、7回に同点に追い付いた。ただ、8回以降は楽天の救援陣の前に追加点を奪えなかった。特に、9回からの4イニングは完璧に抑えられた。

 伊東勤監督(53)は「しのいで、しのいで、何とか粘ってくれたけど。(9回以降に)1人でも走者が出れば違った」と、悔しそうに振り返っていた。

ロッテ石川完投で球団初新人から3年連続2ケタ勝利

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ロッテ石川完投で球団初新人から3年連続2ケタ勝利

<楽天1-12ロッテ>◇22日◇コボスタ宮城

 ロッテ石川歩投手(28)が5安打1失点の完投で、10勝目を挙げた。新人から3年連続2ケタ勝利は、球団では初めて。

9回2死走者なしで今江にソロを打たれ、惜しくも完封は逃した。「四球以外はと思って投げたが、ああいう形。反省したいです」と話した。それでも、10勝は立派。今季は何勝が目標か聞かれると、「とりあえず11勝です」と答えた。

白球つれづれ~第16回・千葉ロッテマリーンズ~

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 夢の球宴・オールスターでは、日本ハムの大谷翔平がスターの中のスターであることを改めて証明した。

 投手としてのファン投票選出も、中指の故障で打者専念。それでも第1戦のホームラン競争では山田哲人(ヤクルト)、柳田悠岐(ソフトバンク)ら並みいる強打者を抑えて優勝。さらに第2戦ではMVPまで獲得とは恐れ入るしかない。

 その球宴直前に、セ・パ両リーグから興味深い数字が発表された。前半戦の各球団の観客動員数だ。

 主催試合数が一律でないため、総数より1試合平均の方が実態に近いのでこれを参考にする。キャパシティのトップは、やはりというべきか巨人の4万2630人。阪神、ソフトバンクがこれに続くのもまあ予想通りか。

 そして最も少ないのはロッテで同2万1109人。ところが、前年比の伸び率で見ると、このロッテが23.2%で12球団断トツのトップに躍り出る。2位はヤクルトの13.2%で、最下位はソフトバンクのマイナス1.2%。それ以外の11球団は、前年を上回っている。野球人気の低下が騒がれて久しいが、ことプロの興行としては胸をなでおろす数字だろう。