18日の西武戦(西武プリンス)で右腰を痛めて1回で降板したロッテのスタンリッジが大事には至らず、ローテーションを外れないことが分かった。
2回の投球練習中に異変を訴えた右腕は「2、3日様子を見る」と話していたが、この日、落合投手コーチは「腰は大丈夫。投げられる」と話した。涌井、石川の2本柱が週末のカードに入るため、当面は週明けのカード初戦でスタンリッジが登板するローテーションになる。
<西武2-9ロッテ>◇19日◇西武プリンスドーム
ロッテが連敗を6で止めた。
【写真】ロッテ井口が満塁弾「最高の場面で最高の結果」
先発二木は1回以外は毎回走者を背負ったが、踏ん張った。5回1/3、8安打2失点(自責1)で6勝目。
打線は6回、井口が4号満塁本塁打。鈴木も5号2ランで続いた。終盤にも打線がつながり、さらに3点を加えた。
伊東勤監督(53)は「今日も先制されて、苦しかった。なかなかチャンスで打てず。その中で二木は、今日ダメなら2軍というぐらいの気持ちで投げたと思う。再三ピンチを作ったが、しのいだ」と、二木をねぎらった。
打線については「連敗していて、誰か起爆剤をと思っていたが、ベテランでしたね。1発で仕留めてくれた」と、井口を絶賛。また、途中出場で2安打1四球、2盗塁、3得点の岡田も「久々に先頭でチャンスを作ってくれた」とたたえた。6回の逆転劇は、先頭岡田がファウルの末につかんだ四球からだった。