男はつらいよ(第17作)夕焼け小焼け

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(太地喜和子);<公開76.07 > 寅さんシリーズでこれが一番好きだ。とにかく出てくる人が皆それぞれいい。ストーリーがいい。 気乗りしない様子で市内を案内されていた日本画の巨匠(宇野重吉)が、寅さんと再会し、車の窓から 乗り出して浮かべるあの笑顔。観ているこちらまで「遭えてよかった」と嬉しくなってしまう。 大地さんのはじけるような笑顔。皆にサービスして喜ばれると自分まで幸せな気分になってしまうような 可愛いい性分。その人たちが抱えているちょっと哀しい部分。 巨匠や売れっ子の芸者さんが、寅さんの心根の純粋さを好いてくれるのがいい。 やんちゃな部分にちょっと困ってしまうところもいい。 観たら絶対に幸せな気分になれます。

(第16作)葛飾立志篇

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  • 樫山文枝);<公開75.12 > 清新さが溢れた名作。恋愛というよりも、ギャグのネタとしてしか機能していないように見えて、 実は深く考えさせる内容を込めた「学問」騒動の方に重点が置かれているので、ジメジメしたところがほとんどない。 多分シリーズ中唯一、寅が正月も家にいるとさくらに話すところや、大学生に扮した寅と源公の爆笑バイなど、 本筋とは離れたところの見所も多い。

投打がかみ合い4連勝!

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  • 先発の石川は序盤を順調に抑えるが、4回に一発を浴び先制を許してしまう。
  • しかし続く5回に好調な打線が奮起し、細谷、デスパイネの適時打で一挙4点を奪い逆転に成功!
  • その後追加点を挙げると投手陣も逆転を許さず、連勝を4に伸ばした!

(第15作)寅次郎相合傘

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  • (浅岡ルリ子);<公開75.08 > 「男はつらいよ」って若い人は観ませんねぇ。「笑い」の基準が最近はドライな方向に行っていて「寅さん」は正反対ですからね。 この作品に関していえば映画『冒険者』を思わせる(男2・女1)の旅シーン、「万年筆」を「万年ペン」と言う寅さんのセリフのセンス、素晴らしいです。 なぜ初期~中期の「男はつらいよ」が幾多のコメディ映画の中で繰り返しの鑑賞に堪えるのか。芝居、脚本などの勉強をしている方にはとても参考になりますよ。

ロッテがサヨナラ、パ史上最大乱戦41歳井口決めた

10回裏2死二、三塁、サヨナラ打を放ちガッツポーズを決める井口資仁。後方は松井裕

  • <ロッテ13-12楽天>◇14日◇QVCマリン

     ロッテが、楽天との歴史的な打撃戦を制してサヨナラ勝ちした。

  • 1回に幸先よく先制した4点がゴングとなり、ノーガードの打ち合いに。
  • 6回に12-12と追いつき、最後は延長10回、井口資仁内野手(41)が、抑え松井裕を仕留めた。
  • 13得点のサヨナラ勝ちはパ・リーグの最多得点。ズッシリ重い1勝で貯金を6とした。