(第14作)寅次郎子守唄

14(第14作)寅次郎子守唄

(十朱幸代);<公開74.12> 赤ん坊を連れて帰ったり、十朱幸代の健康的な明るさなど、見所が多すぎるくらい詰まったいい作品だが、 一番好きなのは、寅さんが上條恒彦演ずる貧乏青年の家に行く場面。塩をなめて酒を飲んだり、 本当に貧乏そのものなのだ。確かに昔はこういう時代もあったのだ。寅さんの態度は悪いけど、妙に仲良くなってしまうのも暖かい。 寅さんが先に告白していたらどうなっただろうかという余韻を残して終わるのも趣があっていい。

【ロッテ】伊東監督「3連敗しなくて良かった。涌井が頑張ってくれた」

20160512-00000175-sph-000-2-thumbソフトバンクに勝利し、涌井(右)らナインとハイタッチを交わす伊東監督

  • ◆ソフトバンク2-3ロッテ(12日・ヤフオクドーム)

     ロッテは12日、ソフトバンク戦(ヤフオクD)で3―2で競り勝った。2―2の9回2死三塁から清田の中前打で勝ち越し。その裏を西野がしのいで10セーブ目を挙げた。試合後の伊東監督の問答は、カード3連戦3連敗を逃れ、胸をなで下ろした。問答は以下の通り。

     ―僅差をものにしてソフトバンクの連勝を8で止めた。

     「3連敗しなくて良かったです。(デスパイネの)先制2ラン以降は点が取れなかったが、涌井が(7回2失点で)頑張ってくれました」

     ―清田が9回に決勝打。

     「本当にワンチャンスでしたね。(無死一塁から根元が)バントを決めて、流れがすごく良かった」

     ―守護神・西野が1死満塁の危機を作ったが、何とか0点で抑えた。

(第13作)寅次郎恋やつれ

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  • (吉永小百合);<公開74.08 > マドンナ吉永の二回目の登場だが、彼女と再会するまでの騒動が無類に愉快で楽しい。
  • 旅先での他愛もない話を聞かせるいわゆる「寅のアリア」が絶妙で、何回見ても(聴いても)飽きない。
  • マドンナ登場以降は、第9作と似たようなやりとりが待っているだけで、それほど心躍らない。
  • しかし、歌子と父との和解の場面は感動的だ。しかし、吉永を引っ張り出すためだけに殺された歌子の亭主がかわいそうだ。
  • ちなみに二代目おいちゃん松村達雄はこれで見納めである。もうしばらくおいちゃんとして出て欲しかったと思う。

(第12作)男はつらいよ「私の寅さん」

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(岸恵子);<公開73.12> < お笑い下さいまし、味噌汁に米の飯じゃなきゃ喰った気のしねえこの男が、 フランスパンを召し上がるお方に、恋をしてしまったのでございます>あらすじ・・・とらや一家が九州旅行へ出発する前日、寅さんが帰って来た。 隠しだてされムクれる寅さんだが、結局淋しく梅太郎と留守番をすることになった。 それから数日後、小学校の級友・文彦に再会、懐かしさのあまりに悪酔いし、 文彦の妹・りつ子の家で彼女の大切なキャンパスを汚して追い帰された。 所詮つり合わない女流画家に寅さんが胸を恋焦がすシリーズ第12作。 原作・監督=山田洋次 マドンナ/岸恵子/ロケ地/熊本県天草、阿蘇、大分県別府 <封切日>昭和48年12月26日

(第11作)寅次郎わすれな草

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  • 浅岡ルリ子 ;<公開73.08 >ほら、逢っている時は何とも思わねえけど分かれた後で妙に、思い出すひとがいますね。
  • そういう女でしたよ、あれは。 男はつらいよ 寅次郎忘れな草 出演: 渥美清, 浅丘ルリ子 監督: 山田洋次 浅丘ルリ子演じるリリー3部作の第1作。
  • (浅丘ルリ子は第48作「寅次郎紅の花」にも登場しますので、本当は4回出演していますが、最終作は別格なので、 やはりリリー3部作と呼んだ方が良いと思います。
  • 昭和48年の作品なので、 寅さんもリリーもとらやの人々も皆若いです。
  • 最後、リリーは寿司職人の毒蝮三太夫と結婚して、寿司屋の女将さんに納まりますが、 初恋の人は寅さんかなとか「この旦那より本当は寅さんの方が好きなんだけど。」
  • とあっけらかんというリリーは、 やはり寅さんシリーズの華ですね!