第2作続.男はつらいよ
(佐藤オリエ) ;<公開69.11> 男はつらいよ第2作。第一作目から何と3ヶ月足らずで作られた続編。マドンナ役は佐藤オリエ。
東野英治郎扮する寅さんの恩師の娘として登場します。この作品は寅さんが未だ見ぬ「瞼の母」を探すエピソードです。
葛飾と京都で物語が進みます。寅さんが入院するのも珍しいですが、その医者に扮しているのが山崎努。
そして「さしずめてめぇインテリだな」とい名セリフもこの山崎努に対して吐かれます。寅さんは、 このころは非常にワイルドといいますか元気がよくトラブルを巻き起こします。
東野英治郎扮する恩師と酒を酌み交わすシーンが度々登場しますが、 これが非常に良いです。おかしくてジーンとくる作品でした
懐かしの寅さん映画;男はつらいよ!
-
第1作男はつらいよ!
-
(光本幸子) <公開69.08 >本作は第一弾として、監督、役者、スタッフの作り手の熱気が強く伝わってくる作品なのである。
-
妹のさくら(倍賞千恵子)、義弟のヒロシ(前田吟)が若く驚いた。 また彼らのなれ初めも、本作の縦軸として展開され楽しめた。
-
印象的なシーンは、ヒロシと反目していた大学教授の父親(志村喬)が二人の結婚式に参列し、朴訥と語るスピーチのシーンは感動的であった。
-
そして何よりうれしいのは、寅さんが若くワイルドで躍動的なのである。最期に追加で好きなシーンは、御前さまの笠智衆が記念撮影の際に「バター、バター、」
-
繰り返しつぶやき、さくらに「それはバターではなくチーズですよ」
-
と笑いながら訂正されるシーンも大好きなシーンです。
-
出演: 渥美清,( 光本幸子) 監督: 山田洋次