ロッテ・石川、粘り強く2勝目 西武戦6連勝に「たまたまです」

  • ロッテの先発・石川は先制点を許したものの、要所を占める投球で7回1失点の好投。約1カ月ぶりとなる白星に「コントロールを意識して投げた。粘れたのは良かった」と相好を崩した。

     3月29日の楽天戦で今季初勝利を挙げ、幸先の良いスタートに思われたが、4月上旬に首の寝違えでチームを一時離脱。汚名返上へ期する思いは投球にも表れた。

     打撃好調な西武の4番メヒアには、多彩な変化球も織り交ぜて無安打に封じ込めた。「調子は悪かった」と本人は振り返るが、粘り強く投げる姿に伊東監督も「1点でよく抑えてくれた」とたたえた。

     これで西武相手には6連勝。相性の良さに「たまたまです」と謙遜するが、相手に苦手意識を植えつけることは、白星と同じくらい価値がある。

第5作男はつらいよ「望郷篇」

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  • 山田洋次監督は、 34作目に違和感を覚え、この作品のメガホンをとったといわれている。

  • 私なりに山田監督の意図したものは、寅さんと葛飾柴又「とらや」の均等な関係というか、 両者のシーソーのような関係なのではないかと感じている。

  • 「とらや」の人がつっこめば寅さんがぼけ、寅さんがつっこめば「とらや」がぼける。 やくざな甥っ子がふらっと舞い戻ってくるが気質の人達とおりあわない。

(第4作)新.男はつらいよ

4(第4作)新.男はつらいよ

  • (栗原小巻);<公開70.02> 3作目と4作目が山田洋次以外の監督になっています。 今作は、小林俊一氏です。

  • 本作の特徴は、葛飾柴又の町内の人達との関わりが大きな要素になっています。 さくらさんが今回も登場シーンが少なくなっています。

  • その反面、町内の人やタコ社長の工場の職員が大挙登場してきます。 マドンナ役は栗原小巻。幼稚園の先生ですが、お綺麗で良く似合いますね。

  • 前半が、競馬で大穴を当てた寅さんの凱旋帰郷。 後半が小巻先生のエピソードです。小巻先生との湖でのデート・シーンは最高です。  

<ロッテ>「ナバーロ、ガンバーロ」復帰戦で2点適時打

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    <ロッテ>「ナバーロ、ガンバーロ」復帰戦で2点適時打

  • ○ロッテ4-3オリックス●(23日、QVCマリン)

  •   出場停止処分が解かれ、1軍デビューしたロッテ・ナバーロは、3打席目まで2三振1四球。一見すると散々だが、内容はちょっと違った。

  •   1打席目はフルカウントから空振り三振、2打席目はストレートの四球。3打席目はカウント2-2から見逃し三振も、最後は外角低めの際どい球。じっくりボールを見極める姿勢が見えた。「選球眼には自信がある」とナバーロ。打つ準備は整っていた。

  •   八回1死二、三塁での第4打席。そこまでのオリックス・岸田の投球を見て「初球は変化球が来ると思っていた」。予想通りの外寄りチェンジアップを、後ろ足に体重を残して、右中間へ流し打ち。2点適時二塁打とし、一塁側ダッグアウトに向け「やったぜ!」とばかり右手を掲げた。

  •   オープン戦で2試合連続本塁打を放った2月21日、実弾を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕(後に不起訴)され、球団から公式戦開幕から4週間の出場停止処分を受けた。期間中は「10年にも感じられた」という。首位争いをするチームの輪に加わりたい気持ちをグッと抑えて、練習に集中した。家でもテレビ中継で他チームの研究を怠らなかった。「準備ができなければ本番で働けない。自分にはそれができた」と胸を張る。二塁守備も無難にこなした。

(第3作)フーテンの寅

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  • (第3作)フーテンの寅

  • (新珠三千代);<公開70.01 > 男はつらいよ第3作。シリーズ初のお正月映画として登場した作品でもあります。

  • マドンナ役は新珠三千代。 旅館の女将がよく似合います。監督が森崎東に代わっています。

  • この作品は前半が寅さんの縁談、後半が旅先のエピソードです。 1~2作目が故郷に舞い戻った寅さんと懐かしい葛飾柴又の人達・幼馴染との触れ合いを描いたのとは若干趣が違っています。

  • 妹さくらの登場シーンが非常に少ないのも異例です。人間・車寅次郎に視点を置いた感じで、 袖触れ合った人の人生の大事な瞬間に立ち会っても決してカタギの考えが受け入れられないフーテンの 寅を描くことを主眼に置いたのではないでしょうか。

  • 花沢徳衛扮する老テキヤに見せる寅さんの口上が印象的。