子育て講話「赤ちゃんと絵本の出会い」(こどもこそだてルーム)
2019年10月17日(木)
今週に入り一気に肌寒く感じるようになりました。季節の変わり目は体調にも十分注意していきたいです。
おうちでお子さんとゆっくりした時間を過ごしていただく時に、絵本の活用をしていただけたらいいなという想いから、この日町の図書館の職員の方に絵本の読み聞かせについてお話しを伺いました。
酒々井町では、カラーや奥行きを認識できるようになる4ヶ月頃の赤ちゃんの乳児健診でブックスタートの本を配布しているそうです。実際にこそだてルームに遊びに来ている2歳のお友達も、赤ちゃんの時にもらって大好きだったとお母さんがお話されていました。
ブックスタートと早期教室は別で、文字や言葉を早く覚えることが目的ではありません。赤ちゃんとお母さんお父さんとのコミュニケーションのツールの一つ、親子関係を育むものとして活用して頂きたいのです。
この日は、『もこ もこもこ』『ちいさなうさこちゃん』を実際に読んでいただきました。文字の無いページなども絵に合わせた見せ方であったり、めくる速度なども工夫されていました。これは、お子さんの反応に合わせてお母さんが楽しくアレンジしてその子なりの楽しませ方を発見してあげることもできます。
また、全然興味がないタイミングであったりどんどんページをめくられてしまったり途中でいなくなってしまったり…。大人の思うようにいかないことが多々あるものです。ちょっと離れていても実は赤ちゃんのお耳には届いていたりすることもああったりします。のんびりした中では読み続けることも一つであったり、きっぱりやめて次の遊びに付き合うのも間違いではありませんとのことでした。楽しい時間を共有できたらいいのです。そしてしっかり絵本の中身を楽しめるようになるのは4歳頃からともいいますから、焦る必要もないのだそうです。
町でやっているわらべうたの会であったり、絵本の読み聞かせの会の紹介もしていただきました。わらべうたの会でやっている『なべなべそこぬけ』や『ここは父ちゃん似んどころ』などを参加してくださった親子と一緒に楽しみました。
次回の子育て講話は11月26日(火)10:10~保育教諭による「イヤイヤ期を上手に乗りきろう」です。ご参加お待ちしています!また、11月はベビーマッサージやリトミック、どんぐり祭り、アドラー心理学講話などのイベントが盛りだくさんです。ぜひ遊びにきて下さい。