by 内村 政光
本日も昨日に引き続き、冷たい風が吹きすさんでいますね。
筆者は北海道生まれですが、なぜか、寒いのが苦手です。(笑い)
さて、本題へ行きましょう。
今日のテーマは、
条件5: 安心して話せる環境をつくる
ブレーンストーミングをおこなう場所は、失笑されたり、批判されたりする
懸念のない、参加者全員が安心して話せる環境で開催することが
大事です。
なぜならば、ブレーンストーミングの目的は、思ってもみなかったアイディアを
出すことにあるからです。 つまり“創造性”を引き出すようにすることがツボ
になります。
そうでないと、「後でバカにされるようなことは言わないようにしよう」とか
「誰それがこう言った」などと気にしはじめたら、先ほどの“創造性”は
どこかへ吹っ飛んでしまいます。
そうなると、どこにでもある考えや方法しか出て来ません。
わざわざブレーンストーミングを行う必要がなくなります。
“創造性”を醸し出すためには、時にはいろいろな工夫が必要となる
場合もあるでしょう。
音楽を流す
例えば、皆に考えてもらう時には、音楽(クラッシック等)を流すとか。
アインシュタインの息子の話によりますと、
アインシュタインは研究で壁にぶち当たると、モーツアルトやベートーベンを
流し、それに耳を傾けていたそうです。
他にも、ブレーンストーミングのテーマに関係する絵や写真、図を部屋に飾り、
視覚的に刺激を与える環境づくりも捨てがたいですね。
例えば上昇志向の30代の家族に提案する家を作ろうとしている場合、
写真や図面を壁に貼り、「このような家を建てる人は、どんな車に乗るか」
などを質問してみる。 そしてその質問には、絵で答える。
「どんな時計を買うだろうか」、「壁にはどんな絵がかかっているだろうか」
「休日はどのように過ごすだろうか」 「夏休みはどこへいくだろうか」等々。
自分のアイディアをスケッチしてそれらを加えます。
絵の数が多いほど、どんな家を建てるか、その家族は何に興味を示すかなど、
理解が深まっていきます。
他にも、ブレーンストーミングの場所をいつもの場所ではなく、
違う場所、違う時間に変えてみるのも面白いと思います。
例えば、いつも室内で行っているのでしたならば、
野外で早朝に行ってみるとかです。
筆者は、室内で夜遅くまで話し合っていたが、煮詰まってしまったので、
その日は、それでお終いにし、翌日早朝、野外で話し合ったところ
素晴らしいアイディアが出てきた経験があります。
このような体験は、あなた一人でやろうと思うとなかなかできない
場合があります。
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