ブレーンストーミングを成功させるツボとコツ3

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by 内村 政光
東京では、雪が降り積もって交通状況が悪化、混乱し、
電車に乗るのも一苦労という情報がTVやお客様から
伝わってきます。 交通をご利用される方は、十分ご注意くださいね。
さて、本日は、1月14日、17日にお伝えしてきました
「ブレーンストーミングを成功させるコツ」に続けて第3弾を
お届けします。

条件3:先入観をなくす

仲間同士協力関係を持つのは、そう簡単にはいきません。
こんな実験があります。
2人にある箱の中を覗いてもらい、ある1つの物がつくる影を
見てもらいました。この影は角度の違いで2人には影が
別の形に見えるように工夫されています。
例えば、一人には円が見え、別の一人には三角形が見えるという
ようにです。
2人はそれぞれが見た影について、意見を交換し、
「ある1つの物」は何かを言い当ててもらいます。
この実験の目的は2人で協力してそれが何かを正しく判断することです。
しかし、そうは問屋がおろしません(かなり古い言い方ですね(笑い)
岡村「石川、お前目が悪いのか? あれは三角じゃない、円だよ」
石川「何言ってんだ、どうして円が見えるんだ、あれは絶対三角だよ」
というようになります。
この2人がほんの少し違った角度から見ていることを考えれば、
これは先入観だということに気づくはずなのです。
アイディアだしの場合もこの例にもれません。
出されたアイディアを考えるには、参加者全員が先入観や憶測を
いったん脇に置くことが必要になってきます。
そして、完全とはいきませんが、先入観をなくす方法をここで
お伝えしたいと思います。
それは、全員同じ人になることです。
例えば、「全員社長になってください」とか、「全員スーパーマンになってください」とか
     「全員ピカソになってください」とかです。
その役になりきるためにお面をつけたり、帽子をかぶってもよいでしょう。
まだまだあります。 次回をお楽しみに!

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