ベイタウンニュース掲載特別セール
幕張スイーツ
昆陽
やきもち昆陽
5%OFF
http://www.baytown-news.net/eBook/Vol174.pdf
以下ベイタウンニュースからコメント抜粋しました
う~ん。この企画、始めてしまって気が付いたが、写真の商品
を全部そろえるのに意外と出費が……。
商店街のお店を応援するという意味でこれらの商品を借りるわけ
にもいかないし、ベイタウンニュースの厳しい財政事情では取材
費で落とすのは無理な話だし。結局、深呼吸で気合を入れ、5 番
街のヤンマーで「ベイタウンラーメン」を、同じく5 番街の蔵で「ベ
イタウンワイン」と「ベイタウンおこげ」を、17 番街のパニエで「吟
醸生貯蔵酒うたせ」を、ミラマールのパティスリー タルブでは「昆
陽」、「幕張甘藷物語」を一気に仕入れた。
ベイタウン名物と言えば、17 番街のパニエの「吟醸生貯蔵酒う
たせ」が始まりだ。お酒に相当こだわっているパニエ(2010.1 月
号で紹介)の梅原さんが、酒蔵探しに厳選に厳選を重ね、2007
年から君津市の宮崎酒造から卸してもらっているものだ。同じく
2007 年にベイタウン商店会(山根会長)が鎌ヶ谷市の茂野製麺
と試作を繰り返して開発した煮干し風味の「ベイタウンラーメン」
もある。
その後3 番街のチャイナ厨房チンタンタンの佐川さんが、伝統
ある山梨県勝沼のワイナリー白百合醸造に依頼して作った「ベイ
タウンワイン(赤・白)」と、商店会の企画で作られた、千葉県産
たまり醤油使用の「ベイタウンおこげ」が加わり、最後に今回取
り上げる「昆陽」となる。
今回「昆陽」の取材をすることになった切っ掛けは、パティス
リータルブの竹見氏からのメールだ。千葉テレビの番組で、幕張
新都心賑わいづくり研究会(商店会自治会も加盟)で考案した「幕
張スイーツ 昆陽」が紹介されるというお知らせだった。
製品名「昆陽」の由来は幕張の歴史にあるそうだ。江戸時代、8
代将軍吉宗に命じられた青木昆陽が甘藷(サツマイモ)の試作地
を作り、そこで栽培されたサツマイモが天明の大飢饉で多くの人々
の命を救ったのだという。京成幕張駅の近くには、この功績を讃
えて建てられた昆陽神社がある。
このこともあり、パティスリータルブの竹見氏はベイタウン名
物を考える時、千葉の由緒あるものとして「サツマイモ」にこだわっ
ている。これまでにも「スイートポテト」や、神田外語大学の学
生とのコラボで作られた「幕張甘藷物語」がある。
今回幕張新都心賑わいづくり研究会では、「幕張新都心を象徴す
るようなお土産を」とのことから、やはりサツマイモをベースに
したスイーツを開発することにすんなり決まったという。
そして30 種類あまりのアイディアの中から選ばれたのが、千葉
県産サツマイモを使った「昆陽」だ。裏ごしを重ねてなめらかに
仕上げ、クリームチーズでアクセントをつけた餡(あん)を、雪
見だいふくの皮のような薄い求肥(ぎゅうひ)で包んで作られた
お菓子だ。
「昆陽」は、今はミラマールのパティスリー タルブでしか購入で
きないが、幕張新都心の土産物として定着し、メッセのイベント
会場や、周辺ホテルの売店などに当たり前のように並べらること
になり、ベイタウン内の空き地に昆陽の製造工場が作られ、大量
生産される日がやってくるのだろうか?
そして、その時にあまり手先が器用ではない記者も雇ってもら
えるのだろうか? 【金】