記憶

1.17がすてぎ思い出されるのは隣街でおこっている信じられない光景である
その頃は大阪吹田にいた
激しい揺れで起きた
前日遅くまで仕事していたのでボー――――としていたが
余りの激しさに、窓だけでも開けておかなけらばいけないととっさに思った
両隣の部屋からは電話で話す大きな声
余りの騒々しさに何がそんなに大変なのかとテレビをつける
がしかしつかない
カーテンを開けるとテレビがひっくりかえっていた
テレビが落ちたことも気づかないのか俺は…
あわててつけるとテレビの中は別世界
そのころから電話が全くもって通じない
部屋の中はテレビ以外は大丈夫そうなので会社に行く
途中ガラスの扉が割れているお店があった、まだ早い時間なので出社していないようだ、
会社の中は
大きな被害はなさそうだった
夕方くらいからあちらこちらで大渋滞が発生した
断水した地域に住んでいる従業員の家にお水を届けに行ったが
いつもなら30分くらいのとこと3時間以上かった
会社にあるお菓子を救援物資でおくろうということになり梱包したが
食べ物はいつ届くかわからないので断られた
、周辺の大渋滞 混乱など考えれば仕方がない
幸い知り合いに亡くなられた方はいなかったが 先輩の住んでいたマンションはかなり傾いてしまったようだ
それから数年大阪にいたが神戸にはほとんど行っていない
思い出したくないのだ
一つだけ元気づけられたことがあった
バレンタインデー大阪神戸の百貨店の売り上げがとてもよかった
少な目に生産していたが足りなく大慌てで作ったのを覚えている

どちらにせよあまり思い出したくないことである
がしかし千葉に来てまた大震災に見舞われた
運が良いのか悪いのか
どちらも被災した場所から少しだけ離れている
この先大地震が起きないことを祈るばかりである
s、t

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