キラーストレス

殺すストレス 凄いネーミングですよね。先日某テレビ局で放映された番組の表題です。

ストレスは良くない、というのは漠然とわかっているけれど、

まさか、ストレスによって死に至る、とは思っていない方がほとんどだと思います。

 

ぷらくりてぃでは、ヨーガクラスの中やブログ(ストレス反応その1ストレス反応その2)でもストレスがかかった時のストレス反応について何度かお伝えしてきてました。

 

あなたは、野原でマンモスと遭遇したときにどうしますか??逃げますか?それとも戦いますか?

 

心臓バクバク、瞳孔見開き、血糖値上昇、血圧上昇、筋肉収縮、血液固まる作用UP,などなど。すべてマンモスさんと遭ってしまったら逃げるにしても、戦うにしても、必要な体の反応・ストレス反応です。私たちはの脳は身体はそんな素晴らしい防御システムを生まれながらに持っています。

が、しかし・・・。今、マンモスにも、もちろんライオンにも私たちは遭遇しません。でも、私たちはの脳と身体はその反応を忘れてません。だから、悲しい時、恐怖を感じたとき、驚いたとき(場合によっては嬉しくての場合も含まれます)身体はストレス反応を起こします。

経験ありませんか?急に胸が苦しくなった!頭が痛い!胃がキリキリ!顔が真っ赤になった!筋肉が硬直してる(肩こり・腰痛)!などなど。決して気のせいではありません。その反応が過多になると、慢性的に血圧上昇、血糖値上昇、血管破裂、心臓に負担が・・・、と場合によっては死に至るのです。それだけではなく、私たちの認知をつかさどる海馬にも影響を与え、脳が委縮しますので、うつ病や認知症を引き起こす原因になることもあるのです。

 

番組後に全国のヨーガ療法士仲間へ、少なからずの生徒さんから連絡があったようです。

先生見ましたか?あの番組でやっていたのって、ここでやっているヨーガ、ヨーガ療法そのままですね!、これでやっぱり良いんですね、確信が持てました!等々。

 

マインドフルネス、今、ここに意識を向けていくこと。思考にとらわれずに、あれこれ判断や評価をせずに、です。

 

やっている内容はごくごくシンプル。皆さんがイメージする禅修行にも近いかもしれません。

番組によりますと、ストレス大国であるアメリカでは今名だたる企業が従業員のストレス軽減、業績UPのために、刑務所で囚人に、そして学校で生徒に、と取り入れられて大きな成果を上げているストレス対処法との事。

 

このマインドフルネスプログラムを作り出したのはジョンカバットジンさん。何年か前に私が勉強した(続けている)ヨーガニケタンでもお招きして講座が開催されました。残念ながら私はまだ入ったばかりの頃で参加しませんでしたが・・

マインドフルネスプラグラム、言葉は古いものではありませんが、インドに古くから伝わる伝統的ヨーガの知恵を取り入れているとの事です。こちらの本を読んでも体験してみても、ヨーガ療法そのもの、別な意味で驚きました。

マインドフルネスプログラムにご興味のある方、一度ぜひご参加ください。

 

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